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Sliding Cafeマスターのブログ

中国製管楽器その20(喜望峰)

先週、喜望峰Finaleのポケットトランペットを購入しました。ポケットTpではかなり珍しいサテンゴールドプレート仕上げです。試奏時はサテンゴールドかと思っていたら、家に持って帰って同じく喜望峰Finaleのサテンゴールドのフリューゲルホーンと見比べてみたところ、ポケットTpの方が銅色に近く、どうやらかなり銅比率の高いサテンゴールドのようです。(写真では金色に見えますが、肉眼では銅色に見えます)。ピンクゴールドの色合いにも近いのですが、ピンクゴールドのような鮮やかなピンク色でもないので、強いて言えばサテンコパーゴールドといったところでしょうか。銅の成分が多い分、柔らかく深みのある音がします。金と銅の絶妙な配合比率が音色にとても良い影響を与えているようです。個人的には普通のトランペットよりも吹きやすく感じます。



他社製ポケットTpと管の巻き方が違うので、ピストン操作と3番管トリガーの操作には少し慣れが必要ですが、他社製に比べ、とても息の入りが良く、響きも良いです。この独特の管の巻き方が吹奏感と音色に良い影響を与えているのかもしれませんね。日本の工場にサテンゴールド加工を依頼すると、その加工費だけでもだいたい20万円以上はするのですが、この喜望峰ポケットTpは楽器本体価格とメッキ加工費合わせて4万5千円。




その他、サテンシルバー、サテンゴールド、ゴールド、ピンクゴールドも試奏しましたが、どれもそれぞれ仕上げの違いによる特徴が良く現れていました。全機種とも素晴らし楽器の鳴りでした。

今回、購入したポケットTp、多重録音時に使うトランペットのメイン楽器になりそうです。喜望峰のトランペット、明らかに半年前よりも完成度上がってますね。

喜望峰さんが取り引きをされている中国の楽器メーカー(工場)数社中でも、このポケットトランペット、ノーマルのトランペット、フリューゲルホーン等を製造している工場は特別優秀のようで、どの楽器も本当に心地よい響きがします。もちろんお値段は超低価格(どれも10万円以下)。こんな素晴らしいメーカーを知ってしまったら、もう欧米メーカーの高い楽器なんて買えませんよ。今この工場に開発依頼している細管トロンボーンの完成がとても楽しみです。きっと素晴らしいトロンボーンが出来てくるはずです。

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コメント一覧

マスター
そうですか。最近のフリューゲルのサテンゴールドも銅比率が高いのですね。では、僕が去年購入したフリューゲルよりも更に音が良いかもしれませんねぇ。この銅比率の高いサテンゴールド、本当に気持ちいい響きがします。

ピストンの精度も半年前に比べかなり良くなっているようです。
Y.I
サテンピンクゴールド!
先日私も、昨年マスターと喜望峰へご一緒した時に頼んでおいたサテンゴールドのフリューゲルが入荷したので取りに行って来ました。やはり昨年購入したサテンゴールドのトランペットよりかなりピンクがかっています。また一緒にサテンゴールドのコルネットも購入しましたがこれもかなりピンクです。なかなか吹きやすく良い音しています。ついつい低価格につられて買ってしまいますね。私もポケットトランペット試奏させてもらいましたがちょっと欲しくなってしまいましたが我慢です。それではまた、仕事がんばってください。
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