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Sliding Cafeマスターのブログ

PDF楽譜

今アレンジしているビッグバンドの譜面はFinaleで作成していますが、最終的にはPDFファイル化して先方に渡すようにしています。PDF化する最大のメリットは、データ容量が非常に小さいのでメールの添付ファイルで相手に送信できるという事とコンピューターの機種、OSに関係なく同じレイアウトを保って開いてくれるという事でしょうか。その送信したPDF楽譜を相手の方でプリントアウトしてもらえば良いので、こちら側では全くのペーパーレス、プリンターのインクの消費も無し。手書きのような書き損じも無いので非常に助かります。スコアからパート譜まで手書きで書いていた時は本当に大変でしたから・・・。

以前はスコアだけでなくパート譜まで写譜ペンを使って自分自身で清書していたので、アレンジ作業とほぼ同じ位写譜に時間がかかっていました。写譜ペンは万年筆と同じようにインクを使うので、途中で間違えてまた最初から書き直しになる事は日常茶飯事で、パート数の多い編成になると1曲書き終わる頃にはペンだこと腱鞘炎で苦しんだものでした。その甲斐あってか(?)、写譜だけの仕事も依頼が来るようになって、ある時期は写譜の仕事も結構やっていました。

余談ですが、、、
写譜ペンでパート譜を清書していた時に、その当時部屋によく遊びに来ていた野良猫がインクが乾く前の書き上がったばかりの楽譜の上を歩いてしまい、また書き直すハメになるなんて事もよくありましたねぇ。

そんな手書きで楽譜作成した頃に比べれば、今はなんて便利な世の中になった事でしょう。パート譜を作成した後に音程を変えたくなったとしても、簡単に変更できます。これが手書きなら全て書き直し。この差は非常に大きい。だから二度と手書きには戻らないと思います。確かに手書きの方が、手書きならではの風合いもあり、作り手の温もりのようなものも伝わってきますが、楽譜そのものはあくまでも作曲者、編曲者から演奏者への情報伝達手段のひとつでしかないので、特別手書き譜面にこだわる事はないと思います。

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コメント一覧

マスター
acarrangerさん

そうそう、、、サンレコの広告によく載ってましたね。
当時、僕はRoland MC-500やYAMAHA QY10とかで打ち込みやっていて、ATARIやMacのDTMセットは本当に憧れのシステムでした。

しかし、DTMセット一式50万円とは本当に高かったんですねぇ。
今50万円だせば、かなり立派なDAWシステムが組めますもん。
マスター
CD
茶むさん

ご期待にそえるよう、頑張ります!
acarranger
なにせATARI、本体にMIDI端子付きというのがいかにもアレンジャー心をくすぐってくれてました!
そして、OSレベルで抜群の安定性だったようですね。

S&Rマガジンのショップ広告でATARI+Notator SL+ドットインパクト式プリンタのセットが¥500,000だかそのぐらいで出てるのを見ては、溜息ばかりついてました(^ ^;)
「これさえ持ってれば、1日1曲アレンジもラクラクこなせる!」と思い込んでましたもんw
(Mac+Finale+インクジェットプリンタを揃えた今、相変わらず五線紙上でしかアレンジできない自分がなんとも歯痒いですw)
茶む
はい(^-^)
楽しみにしてます

マスター
ATARI
acarrangerさん

「ATARI」、なんと懐かしい響き!
当時は憧れのコンピューターでしたねぇ。
なんだかとてもかっこよく感じてました。
そういった意味では今よりも昔のコンピューターの方がワクワク感がありました。

MS-DOSベースで動くのシーケンスソフト「レコンポーザー」なんてのも懐かしいですね。

acarranger
僕がまだ東京にいた頃(1993まで)は、まだATARIとNotator SLとかの時代でしたね。
Finaleはまだ日本語非対応のVer.1しかなく、Macともどもまだ普及はしてませんでしたもんね。

当然僕らは写譜ペン持って手書き・・が当たり前の感覚でしたが、僕は写譜ペン苦手でしたねぇ(^ ^;)
いまだに加線のついた白玉音符なんか、上手に書けませんw
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