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Sliding Cafeマスターのブログ

CD→iTunes

今までiTunesには本当にお気に入りのCDしか取り込んでいなかったのですが、所有CD全てをiTunesに取り込んでしまおうと思い、数週間前から時間を見つけては取り込んでいます。アルバムCD約1,000枚を取り込むことになるので、なかなか時間がかかりましたが、ようやく8割方は取り込めました。iTunes取り込み時のオーディオファイルフォーマットはデータ容量と音質、凡庸性などの兼ね合いを考えた結果、AACの256kbpsの設定にしました。もちろんデータ容量を小さくするために音声圧縮されているので、理論的にはCDよりも音質は落ちていることになるわけですが、AAC256kbpsくらいの高音質設定ならCDの音質と聴感上ほとんど変わりません。余程立派なオーディオシステムで集中力を持って聴き比べないかぎり音質の差はわからない感じです。いつも使っている、いわゆるプロユースのスタジオモニターで聴き比べてみましたが、CDとAAC256kbpsの音質の差はほとんどわかりませんでした。高周波数の本当に微妙な空気感の差程度でしょうか。クラシックなどのようなアコースティック楽器主体の音楽で、録音現場の微妙な空気感、臨場感を味わいたいとか、ピアノやヴァイリンのピュアな音質を余すとこなく聴きたいというのでない限りは、AAC256kbpsの音質で全く問題ないと思います。

で、iTunesに取り込むことによる最大の利点。楽曲、アーティスト情報をデータベース化できるということ。CDの場合、聴きたい曲があった時に探す手間があり、しかも1,000枚とかの枚数になると、どこにどのCDを収納したのか忘れてしまっていることも多く、非常に手間がかかっていたのですが、iTunesで管理していれば検索ですぐに探せるし、ディスクを入れ替える手間もなく便利です。最近音楽を聴くのはもっぱらiTunesで、CDではほとんど聴かなくなりました。クラシック音楽のみCDで聴く感じです。

CDで音楽をほとんど聴かなくなり、今はCDのパケッージをただ保管しているだけの感じになってしまったので、iTunesに取り込み終わったCDは中古で売ってしまおうかとも考えています。またiTunes Storeでも最近はAAC256kbpsでの音楽配信が標準になりつつあるようなので、そうなるとわざわざCDを買ってiTunesに取り込む必要もないし、iTunes Storeでダウンロードした方が断然安くて良いですね。

でも僕が本当に心地よいと感じるのは、なんといってもアナログレコード(LP)の音なんですけどね。一度デジタルの利便性を知ってしまうと、なかなかアナログ時代には戻れないところですが、基本アナログ支持派です。それなりのターンテーブルと高級カートリッジでかけるLPの音はダイナミクスレンジも広く、本当に心地よく音楽を観賞できます。「音楽鑑賞」という表現を使いたくなるのは、やはりアナログレコードですね。僕の場合、iTunesでいろいろな音楽を聴くのは、あくまでも仕事上の研究用、資料集めが主な用途です。

いずれにしても今後はCDではなくダウンロード販売が主流になっていくことは間違いなさそうです。エコの観点から見ても、ノンパッケージ販売の方が圧倒的にCO2排出量は少なく地球環境にやさしいはず。CD収納のための場所も必要ありませんしね。だから僕はアナログ支持派であると同時に音楽配信支持派でもあります。これからの音楽配信時代は、発信するアーティスト側(レコード会社、流通業者ではない作品を作り出すアーティスト本人)にとっても非常にメリットのあるシステムだと思います。

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