ただ、トロンボーン演奏に関しては万全のコンディションには程遠く、完全復帰までには早くてもあと1年はかかりそうですが、それでも8月に入ってからは急速に演奏コンディションが回復してきました。7月まではチューニングで吹くBbですら出すことが困難でしたが、最近はその1オクターブ上のハイBbまで出せるようになりました。しかし、早いタンギング演奏では口の左側から空気が漏れてしまいます。平常時の顔つきはもう全く正常で、口も左右均等な形に戻っているのですが、トロンボーンでタンギングをするための唇周りの筋肉はまだまだ弱いようです。正確にはタンギングするための筋肉ではなく、タンギングした際に楽器から返ってくる空気抵抗に負けないだけの唇周りの筋肉がまだ再生されていないということですね。もともとタンギングは得意な方だったので、その得意分野がほとんど失われてしまっている今は、ストレスを感じるところですが、少しずつ口の空気漏れも少なくなっている経過をみると、いずれはまた以前と同じようなタンギングテクニックは取り戻せるのではないかと思います。
余談ですが、
タンギングについてはこのブログのオンラインレッスンに模範演奏音源付きで投稿してありますので、よかったら聴いてみてください。
タンギング練習:シングルタンギング
タンギング練習:ダブルタンギング
タンギング練習:トリプルタンギング
タンギング練習:レガートタンギング
タンギング練習:ジャズ(Doodle)タンギング(1)
タンギング練習:ジャズ(Doodle)タンギング(2)
タンギング練習の取り組み方について
そして今日はまた新たにトロンボーンレッスン受講の申し込みがありました。まさに今月は新規レッスンラッシュ。僕の顔面麻痺発症のためにレッスン開始を待ってもらっている方を合わせると新規レッスンの方は11名になってしまいました。僕の演奏コンディションも急速に回復してきたことですし、レッスンを開始することにいたしましょう。
11名の方の新規レッスンを開始すると、定期レッスン受講の生徒さんは23名になります。1人の先生が抱える生徒数としてはかなり多いのではないでしょうか。このペースで生徒さんが増えていくと、そのうち40~50名規模になりそうですね。
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