見出し画像

Sliding Cafeマスターのブログ

DOO-DLEタンギング

 トロンボーンでジャズを演奏する際に最も重要なテクニックとされるのが、DOO-DLEタンギングです。ビル・ワトラス氏を始め著名なジャズ・トロンボーン奏者達がこのDOO-DLEタンギングを提唱していて、ビル・ワトラス氏のエチュードにもDOO-DLEタンギングの説明&練習方法が書いてありますが(写真)、今ひとつ理解出来なかったのがDLEの発音で、舌を上顎に付けた状態で空気を舌の脇から通過させるという事なんですが、何度試しても上手く発音出来なかったので、自分なりに少しアレンジして発音してました。が、昨日そのDLEの発音の謎が突然解けました。そのヒントとなったのは、昨日クリニックを聴いたバート・ファン・リール氏の書いたエチュードのDOO-DLEタンギングについての説明です。それによれば、DLEの発音は「ドゥル」と子音を2回発音するのでもなく、「ドゥ」や「ル」でもなく、英語の「D」と「L」の中間的な発音であるという事。つまり舌を上顎に付けた状態で「ル」を発音しようとすれば、少し濁った「L」になるという事。通常の「ル」の発音のように舌を上顎から離してはいけないのです。なるほど、こう発音すればDOO-DLEで超高速タンギングが可能になるわけですね。わたくし、恥ずかしながら今までずっとDLEを「ル」って発音してましたぁ。なので超高速テンポの場合は、タンギングが追いつかないので「ドゥグ」というダブルタンギングに変えて乗り切っていたのですねぇ。
明日から“正しい”DOO-DLEタンギングの特訓ですな。まっ、ともかく自分の間違いに気付く事が出来て良かったです。バートさんありがとう!

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Tbエチュード関連」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事