ただ、ここで言う汚れた音、荒々しい演奏というのは、確固たる基礎演奏能力が備わった上での表現であり、そもそも汚い音しか出せない、正確で精度の高い演奏が出来ないプレーヤーの方が良いという意味では決してありません。基礎演奏能力の高いプレーヤーがあえて汚れた音、荒々しい演奏をするからこそファンキーな演奏になる訳ですね。このあたりは似て非なるものと言えます。ソウル・ファンク系音楽だから楽しくノリだけで演奏すれば良いというものでもない。
同じホーンセクションでもロックの場合だと、もっと正確に精度を高めた演奏が必要になります。音は「バリッ」とハードに鳴らしますが、演奏の正確さ(リズム、ピッチ)などは極めてクラシカルな演奏技術に近いものと言えますし、ある意味スクエアで機械的(機械のように正確無比)な演奏の方がロックらしいカッコよさ、スピード感が出ます。
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ぷー太郎
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