Sliding Cafeマスターのブログ

やっぱりトロンボーンか

昨日からの続きのブラスセクション一人多重録音の3曲目のトランペット録音ですが、曲調がしっとり系のためトランペットではどうしてもサウンドが派手になり過ぎてしまうため、フリューゲルにしてみようと思ったのですが、フリューゲルでは今度はサウンドがソフトになり過ぎてしまうため、結局トロンボーン2本に加えトロンボーンをエフェクトで1オクターブ上げたトラックを作ってブラスセクションにしてみました。結果的にはこのトロンボーンのみのサウンドが一番曲調にマッチしました。

エフェクトで1オクターブ上げたトロンボーンとノーマルのトロンボーンをミックスしたサウンドというのは一種独特のサウンドがして心地よいです。トランペットリードのような派手さは出したくない時、かといってフリューゲルのような柔らかいサウンドではもの足りない時にはピッタリはまります。まさにちょうど中間的なサウンドです。しかもトロンボーンならトランペットでは表現不可能なスライドによる音のしゃくり上げやダウンが出来るので、ブラスセクションとしての一体感が出ます。

普通なら録音したトラックを提出して終了ですが、ブラスセクションのミックス、音作りはブラスの音をよく理解している人でないと良いサウンドにならないということと、自分で意図したブラスサウンドというのもあるので、バランス調整とエフェクトで音作りもして、ひとつの「ブラスセクション」という楽器としてオーディオファイルを提出しました。あとは先方で他の楽器との音量バランスだけとってもらえば良いということです。このやり方ならば、自分の意図したブラスサウンドで楽曲が完成します。

今回のブラスセクションは一人多重録音ならではのサウンドと言えるかもしれません。

音源が公開されたらお知らせいたします。

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