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Sliding Cafeマスターのブログ

ノイマンTLM49

遂に入手!憧れのマイクロフォン・メーカー、そして世界のスタンダード「ノイマン」。その「ノイマン」の中でも大スタンダードと言われるモデルはU87なんですが、さんざん迷った末、今回はU87の購入は見送りまして、ノイマン社の新製品TLM49の方を購入しました。と言うのも、世界のスタンダード・マイクとして評価されているU87は昔(1950~60年代頃?)の製造モデルの方でして、現在製造されているU87は若干音響特性が違うらしいのです。確かにどこのレコーディング・スタジオに行っても、使用されているU87は大概年期の入ったヴィンテージモデルですからね。


という訳で今回はTLM49の方を購入した訳ですが、このTLM49はノイマン社伝説のマイク「M49(1951年製)」の復刻版とも言われるモデルで、M49と同じカプセルが使われている事もあり音響特性がM49にかなり近いらしい。実際いろいろ録音してみましたが、極めてナチュラルかつ太く暖かい音質。トロンボーンはとても柔らかくシルキーな音色で録れるし、ヴァイオリンは弦楽器らしいしなやかな心地よい音色。特に中低域の自然な音の膨らみ、音の密度の濃さが凄い。それでいて音はこもらず素晴らしくクリアな音抜け。ん~やっぱりさすがノイマンですな。

ここ数年2~3万円の安価な値段でも優秀なコンデンサーマイクが沢山出てますが、もちろんこういう安価なマイクでもその値段からは想像つかないような素晴らしい音で録れますが、やはりノイマンの音と聴き比べるとその差はもう歴然。生楽器の場合、楽器本体と同じくらいにマイクの善し悪しによって音質が変わります。

もし次にマイクを買うとしたら、ヴィンテージのU87かな。

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