アドリブレッスン～ドラム音源差替え

今日は午前～午後に大学のジャズ研の学生さんにアドリブのレッスンを行った後、夕方からミックスダウンの依頼を受けている楽曲のドラム音源の差替え作業を行いました。打ち込みドラムの音源が安いPCM音源で少し安っぽい質感になっているので、生ドラムに近い音のするドラム音源に差替えました。通常はMIDIファイルがあれば音源差替え作業は簡単に終わるのですが、今回はMIDIが無くオーディオファイルのみのため、ドラムのオーディオ信号をトリガーしてMIDIに変換してから音源を差替える工程となりました。Digital Performer(DP8)付属の「Trigger」というプラグインを使ってオーディオ信号をMIDI信号に変換する訳ですが、Triggerも完璧に変換してくれる訳ではなく、Triggerで検出されない音があったり、不要なゴミのような音も沢山変換されてしまう場合もあるので、Triggerでの自動変換後に手作業でゴミの音の削除や検出されなかった音を足していかなければなりません。オーディオ信号をMIDI信号に変換する作業というのは結構苦労します。しかも作業内容がとっても地味。。。

明日はこの曲の依頼主さん立会いでのミックスダウン作業です。