停滞中

今週は仕事のことやら諸々の処理に追われ、オリジナル曲の作曲にあまり手を付けられません。実務としての作曲作業、つまり音符を譜面に書いたり、アレンジも含めてコンピューター(DIgital Performer)に打ち込んだり、といった作業は出来ないのですが、曲のイメージ、方向性、ビートの組み立てなどはいつでも頭の中でできます。現時点、音楽の方向性だけは見えつつあります。ひとつだけ確実に言えることは、凡庸なサウンド、スタンダードな楽器編成、定型化されたリズムアレンジの曲ではオリジナル楽曲としての意味合いは薄いかなと思います。かといってなんでもかんでも今までにない斬新なサウンドにすれば良いってものでもないのですが・・・。その辺はさじ加減といいますか、全体のバランス感覚、センス、あるいは時代感覚なのかもしれません(流行に乗るという意味ではない)。

と、文章ではいくらでも立派なことは書けてしまう訳ですが、いざ実践するということになると滅茶苦茶難しいものです。こうやっていろいろ理想論を言っている僕自身、それを実現させるための具体案、アレンジ手法、オケ作りのテクニックなどは現時点全く持ち合わせていませんから。。。

音楽に限らず、今までに無い斬新なもの、真のオリジナリティーのあるものを創造するということは大変な努力と辛抱がいるものです。