そんな中、遂に所有CD約2,000枚を全て処分いたしました。え~ッ、なんて大胆な事を・・・と思われるかもしれませんが、実はこの半年の間に時間を見つけては所有CDをiTunesに取り込む作業をしていたのですが、先日ようやく全てのCDの取り込みが完了したからなのです。音をiTunes に取り込んでしまえば、CDパッケージは単なる入れ物、保管容器にすぎないので(極めてドライな考え方ではありますが)、CD2,000枚分の収納場所というのも結構場所をとるしで、第一iTunes登場以来CDプレーヤーで聴くことがほとんどなくなってしまったので、思い切って全てのCDを処分しました。処分といっても廃棄したのではなく、中古CD買取業者に買い取ってもらったわけですが。だから来月あたり都内某CDショップd○s○ u○i○nでは大量のジャズトロンボーン、クラシックトロンボーン、ビッグバンドもののレア盤が格安でゲットできるチャンスですぞ。やっぱりCDもリサイクル、リサイクル。この機会に学生のみなさん、若手トロンボーン奏者の方々に是非聴いていただきたい。
iTunesの場合、ハードディスクが破損した場合にデータが全て消滅してしまうのがこわいところですが、3台のハードディスクにバックアップを取ってあるので、仮に2台同時に破損したとしても大丈夫。当然今はiTunesでしか音楽を聴いていませんが、iTunesに完全移行したことで今までCDを持っているだけで全く聴いていなかったCDや買った時に1回だけしか聴いてなかったCDなどもよく聴くようになりました。そしてCDを入れ替える手間が無いので、ありとあらゆるジャンルをランダムに聴いています。この便利さを知ってしまうともうCDプレーヤーには戻れません。
気になるところはiTunesに取り込んだ時の音質(通常はデータ容量を押さえるために圧縮する)ですが、本当に良い音で聴きたい音楽はCDと同音質のWAVもしくはAIFF(どちらも無圧縮の音声規格)で取り込んでおけば良いので問題はないです(データ容量は大きいですが)。でも普通に音楽鑑賞する程度ならAAC/256kbps変換で十分。よほど高解像度のオーディオシステム(要するに高級オーディオ)で聴き比べるか、職人的な聴覚の持ち主でない限り、CDと圧縮音声であるAAC/256kbpsの音質の差を聴き分けることは難しいと思います。(AACの音質に関する情報はこちらとこちら)
所有CDを全て処分してしまう行為を極めてドライな感性だととるか、エコな行いだととるのかは人それぞれでしょうが、リサイクルしてまた他の人が利用できるものは出来るだけリサイクルしていくようにした方が良いのではないでしょうか。
あと、音楽というものは本来「モノ」という実体のないものなので、特別パッケージにこだわる必要もないかなと、最近はそういう考え方に変わってきたというのもあります。データ化できるものは可能な限りデータ化した方が紙、プラスチックなどを使わなくて済み、地球環境資源的にもエコだと思います。
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