という訳で、親知らず抜歯手術を選択する考えに傾きつつありますが、まだ決断出来ない理由は、顔面神経損傷リスクがあるためなのです。いろいろ調べてみると神経を損傷しても後から自然治癒するそうでが、治癒するまでに数ヶ月で元に戻る場合もあれば、2年くらいかかったり、最悪の場合、治らずに痺れ感や違和感が一生残ってしまう場合もあるそうです。
親知らず抜歯手術で損傷してしまう顔面神経は運動神経ではなく感覚神経なので、損傷しても筋肉の動きには影響しませんが、痺れ感や違和感が治らずに残ってしまった場合、トロンボーン演奏にどれだけ影響するのかちょっと怖いところです。
僕の親知らずは下顎骨にかなり埋没しているため抜歯することが技術的に難しいため(下顎骨の中から親知らずを発掘するような感じ?)、大学病院で手術を受けることになり、まぁ大学病院で高度な技術を持った先生が執刀してくれれば安心ですが、万が一研修医が執刀したらどうしよう…という一抹の不安も無きにしも非ず。
あと問題は、どのタイミングで親知らず抜歯手術を受けるかです。11月末までは大事な本番が何本かあり、また9月、10月はトロンボーン録音を沢山行う予定なので、その期間にトロンボーン演奏に支障が出てしまうような事態は避けなければいけません。幸い先日の治療と薬のお陰で歯茎の腫れは大分治ってきているので、なんとか手術を12月に引き延ばせないものかと考えています。
一昨日から食事をする時は腫れている右奥歯では噛まずに左奥歯で噛むようしていますが、5年前の顔面神経麻痺の影響で左顔面筋肉が弱くなっているので、左顔面筋肉の強化トレーニングにもなり、ちょうど良い機会かもしれませんね。
金管楽器奏者にとって歯のトラブルは演奏家生命に関わる事なので、日頃から歯の手入れは怠らないようにしましょう。
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