Sliding Cafeマスターのブログ

本日も太管レッスン

今日はクラシック指向の生徒さんなので、今日も太管テナーバスでのレッスン。以前はクラシック指向の生徒さんでも僕は細管テナーを使っていたのですが、やはり現代のクラシック奏者が使う楽器は太管テナーバスが世界標準なので、最近は僕もクラシック指向のレッスンでは太管を使うようにしました。このところ毎日太管を吹いているのですっかり身体、唇も太管に慣れ、また太管を効率良く鳴らすための息の入れ方、身体の使い方も習得出来てきました。細管を細管らしく、太管を太管らしく、それぞれ良い音で鳴らすためには、微妙に息の入れ方、身体の使い方が違うのですね。この微妙な違いは練習で身体に覚え込ませるしかありません。身体が覚えてくれれば、細管と太管との持ち替え時の違和感も無くなり、スムーズに持ち替え演奏が可能になります。もちろんバストロの場合にはテナーとはまた違った対応が必要となります。

今日の生徒さんは以前は完全なジャズ指向だったのですが、今年の4月から音大に入学されて、現在は完全クラシック指向で頑張っているようです。音大ではクラシックトロンボーン界では誰もがその名を知る超有名な演奏家の先生のレッスンを受けられているのですが、そんな大先生のレッスンを受けていながらも、以前と変わらず僕の所にもレッスンに通ってくれています。僕は純粋なクラシックのレッスンは全く受けて来なかったので「僕なんかがクラシックを教えていいのか?」といつも思っているのですが、その生徒さん曰く「岩崎先生の指摘される内容は音大の先生の指摘と全く同じです」らしいので、まぁ間違った事は教えていないのだな、と安心しました。それよりもレッスンの度にその音大の先生のレッスン内容、教え方などをいろいろ話してくれるので、とても興味深く、勉強になります。実はその先生の演奏は以前から大好きで、ちょっとしたファンでもあるので、こういう形でつながりが出来て少し嬉しかったりもします。

太管を吹くことが面白くなって来ました。

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