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Sliding Cafeマスターのブログ

楽器選定

今日は今度レッスンに通われることになった生徒さんの楽器選定で山野楽器ウィンドクルー店に行きました。その生徒さんが今バックの太管42Tを使っておられるので、細管もバックがいいでしょう、ということで最初バックの16、16M、12の仕様違いを6本試奏してみましたが、どうもキツい。16GLの1本だけ良い感じでしたが、他の5本はちょっとイマイチ。楽器(主にベル)の鳴り、響き自体が良くない感じ。唯一良いと思える16GLでもやっぱり基本的にキツい。あとは、バックならではの音の濃厚さ、密度の濃さみたいなものもあまり無いようなので、バックはパス。で、ジャズをやるならやっぱりキングでしょう、ということでキングに方向転換。2B、2B+、3B、ジグス・ウィグハムモデルを試奏してみましたが、2B+がとても吹きやすく、スウィートかつメロウな音色で素晴らしい。生徒さんも2B+を気に入られたようで、2B+をお買い上げ。

せっかくだからマウスピースも選びましょうということで、各種試奏してみましたが、僕が普段使っているSTORK NY7Cをいたく気に入られたようで、こちらに決定(決して強要した訳ではないんですが、、、)。やはりSTORK NY7Cは他のマウスピースと聴き比べるとずば抜けて音色が素晴らしく、まさに「格が違う」という感じ。2B+との相性もバッチリで、タイトでブライトな音色でありながらも、まろやかさ、滑らかさもありジャズトロンボーンのお手本のような素晴らしいサウンドです。

音楽ジャンルを限定せずオールラウンドで吹きこなすのであれば断然バックが良いと思うのですが、ジャズに限定するのであれば、圧倒的にキングの方が心地良く吹けますね。なんといってもキングは色気のある音色が魅力です。反面キングはきちんとコントロールしないととても下品でいやらしい音になってしまうので、その辺の難しさはありますけどね。というか、実はそういう吹き方になっている人の方が多い。

それにしても、2B+はとても良い楽器ですね。2Bでは小さ過ぎる、かといって3Bでは大き過ぎると感じる人にはピッタリ。小さ過ぎず、大き過ぎず、程よい感じなところがとっても素敵。

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