吹奏楽のマスタリング

今日は吹奏楽のマスタリングを行っております。去年は東北地方のとある高校の吹奏楽部の定期演奏会のマスタリングの依頼を受けましたが、今回は20代の若手演奏家による団体です。CD収録用にホールできちんと録音された音源なので、とても良いバランス、音質です。こういった音源のマスタリングでは、元の音源の音質、バランスを極力変えないようにすることが基本。CDとして最適な音量に引き上げることと、ごくわずかに音質を微調整することが主な処理内容となります。しかしながら、この音質の微調整というのが一番やっかいな作業で、神経を使います。極端な話、音質調整は行わずに音量のみを最適化するだけでもOKではあるのですが、やはりせっかくマスタリングをするのであれば、少しでも元音源よりも音質をグレードアップさせたい、という気持ちが働きます。

17曲もあるので、今日と明日でマスタリング、明後日に最終確認作業です。