口輪筋活性化

顔面神経麻痺からの回復で一番遅れていた唇周辺の筋肉が昨日あたりから急速に活発化して来て、左側の唇(麻痺した側)が盛んにピクピク動いています。トロンボーンを吹くために最も重要な筋肉である口輪筋の回復がようやく本格的に始まったようです。

一昨年4月の顔面神経麻痺発症により一時期左顔面神経が完全麻痺、口輪筋の左側も麻痺したため、発症以降ずっと左右均等なきれいな形のアンブシュアを作る事が出来ません。そのため普通に楽器を吹けるまで回復した今でも、口輪筋不完全のため自分本来の音色を取り戻せない状態です。僕は美しい音色に対するこだわりが人一倍強いので、自分本来の音色でない状態が長く続いている事は、かなりのストレスなのですね。

でも昨日から左右均等なアンブシュアを形作る上で最も重要な筋肉である口輪筋の回復が急速に活発化してきたようなので、自分本来の音色を取り戻せる日もそう遠くはないかもしれません。

演奏完全復活まであと少し。