Sliding Cafeマスターのブログ

ドラムの打ち込み

先日から取り組んでいるロックバラード楽曲のアレンジも大詰めに入り、今日はドラムを打ち込んでアレンジの方はほぼ完成形に近くなりました。あとは全パートのMIDI数値の微調整と音源の録音、ミックス、マスタリングとなります。楽曲のアレンジ、打ち込み~ミックス、マスタリングまで一貫して制作依頼を受ける場合は、特にアレンジとオケの打ち込み作業に膨大な時間がかかり、なかなか大変でございます。アレンジ段階では、アレンジの方向性を決めるまでに試行錯誤しますし、方向性決定後のオケの打ち込み作業では、どのメーカーの音源の何の音色を使うかで相当悩みます。同じフレーズでも使う音色によってアレンジの意図やサウンドが激変しますから。

ロックでは特にドラムの音色選択は非常に重要で、ドラム次第でバンド全体のサウンドの方向性が決まります。前回のアレンジで使用したドラム音源はAddicive Drumsでしたが、今回はSuperior Drummerを使用してみました。Superior Drummerの方が生音に近い自然なサウンドがするので、他の楽器と混じりやすいように思います。

前回使用したAddicive Drumsは、自然なドラムサウンドというよりも、かなりエフェクト加工された音色が多いので、ミックス時に音色加工しなくても、最初から迫力のあるパンチの効いたドラムサウンドになってくれるのですが、その分音色のクセが強いので、曲調によってはドラムだけが目立ち過ぎる結果になる場合もあります。曲調と音色がマッチした時はもの凄くカッコいいサウンドになるんですけどね。Addicive Drumsは個性が強い分、使いどころの選択が難しい印象があります。他にドラム音源として定番のBFD2も所有していますが、これは少し扱いにくく、ドラムと他の楽器と上手く混じらせることが難しいので、実践では使ったことがありません。最新バージョンのBFD3はデモを聞く限りでは、なかなか良さそうですね。

いずれにしても、実際にドラマーが叩いているように聞こえるようにデータを打ち込む作業は大変な労力と時間がかかるものです。

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