笑顔慈治(えがおじじ)

花とともに綴るあれこれ

クロコスミア 野の花になってもこう呼ぼうと思う花

2019-01-17 18:57:04 | アヤメ科の花

渡来時の和名ヒメヒオウギズイセンも、後の園芸名モントブレチアも、分類の見直しにより、現在進行形でクロコスミア Crocosmia に移行中。

ヒメヒオウギズイセン(モントブレチア)
撮影日: 2017/05/19

ヒメヒオウギズイセン(モントブレチア)
撮影日: 2006/06/28 

クロコスミアは良い響きがある。だから園芸には向いている。

このような、もっぱら園芸の花が住宅地の道路脇や公園の隅に咲いていることがある。自力で立派に咲き続け、新たな野の花となっている。こんなとき、この花をどう呼ぶか? 野花は和名が一般的だ。やはりヒメヒオウギズイセンか?

スイセン(水仙)は科も異なり、とても似ているわけでもない。スイセンを取りヒメヒオウギとすると別の花とかぶってしまう。

今は混血で日本国籍の人や帰化して国民となったカタカナ名の人が受け入れられている時代。だから野の花となってもクロコスミアと呼べばいい。

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