笑顔慈治(えがおじじ)

花とともに綴るあれこれ

主索引 ニラ

2019-01-06 10:08:18 | ヒガンバナ科の花

【ニラ】で検索すると? 案の定、レシピなど野菜や食品に関する情報が一挙に出てきます。そこで、

【ニラ 花】で検索すると? 今度はニラ(韮)にハナニラ(花韮)が混じって出てきます。

ニラ
撮影日: 2016/07/02

ニラ(韮)ネギ属 Allium

ニラはネギやニンニクなどと同じく一番に食材で認識されます。花はあまり観賞の対象にはなりません。ハナニラはニラの花ではなく別の植物ですが可愛らしい花が愛でられます。

ニラが野菜として栽培されるようになったのは、おそらく、ニラレバなどの中華料理やチジミなどの韓国料理が広まったからで、それまでは野草として、花はヒガンバナのように季節の彩のひとつで、食材としてはワラビのように野山で摘んで食するものであったのだろうと思えます。

私が道端で見かけるニラは、畑で栽培されているものが野に出たものもあるでしょうが、野草としてずっと根付いているものもけっこうあるように思えます。 

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主索引 ニオイバンマツリ

2019-01-05 12:58:06 | ナス科の花

ニオイバンマツリで検索すると?

ほぼほぼすべてニオイバンマツリの名がタイトルになった情報が出てくるので呼び方で迷うことはありません。

ニオイバンマツリ
撮影日: 2006/07/14

これはずっと前から造園の世界で呼ばれている名前で、ある種の権威があって、時代錯誤的であっても通用し続けているのだと想像しています。

ニオイバンマツリ
撮影日: 2016/07/15

今の時代では「ニオイ」と聞くとどうしても「クサイ」が先にきてしまいます。悪臭には臭いを、良いものには匂いがあてられますが、耳に届けるには香りが一般的です。

ニオイバンマツリ
撮影日: 2016/07/15

漢字の「匂蛮茉莉」は渡来時の中国語なのか、日本の博識者の命名なのか、確かそうな情報は見当たりませんが、どちらにしても、匂は良いにおいで、蛮は野蛮ではなく古代中国で周囲の国々つまり外国を表し、茉莉はジャスミンのこと。そんな知識をもってやっと愛でることができます。どこか特権階級的で、庶民感覚ではちょっとイヤミな名前に響きます。

ニオイバンマツリ
撮影日: 2017/05/16

とはいえ何とも味わいのある花です。花の美に惹かれて、ちょっぴり博識になるのも楽しみ方のひとつだと思えます。学名のブルンフェルシアの名の園芸種も出てきているようですが、まだ端緒のようです。

ニオイバンマツリはナス科バンマツリ属 Brunfelsia
ジャスミンの本家ソケイはモクセイ科ソケイ属 Jasminum
ルリマツリ(瑠璃茉莉)はイソマツ科ルリマツリ属 Plumbago
茉莉は良い香りがするとか雰囲気が似ているという意味

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主索引 セイヨウニンジンボク

2019-01-04 11:41:06 | クマツヅラ科の花

セイヨウニンジンボクで検索すると?

セイヨウニンジンボク
撮影日: 2016/07/02

セイヨウニンジンボクだけで、他の呼び名なしで、たくさん情報が出てきます。

セイヨウニンジンボク
撮影日: 2004/06/24

この植物は主に「庭木」としての需要があるようです。庭園と言えば「日本庭園」は世界に誇るものです。古くより伝わる伝統文化です。誇り高い世界です。庭木の世界の多くはこの伝統を引き継いでいます。

セイヨウニンジンボク

セイヨウニンジンボク
撮影日: 2016/07/02

庭木になる植物はたいてい和名で呼ばれます。外来の種には、同種の在来種があれば、かつては「唐」などを冠して区物され、文明開化以降のものには「西洋」などが付けられたようです。確かに在来の「ニンジンボク」が存在しますが、いまではあまり見られないようで情報はとても限定的です。

もはやセイヨウニンジンボクがニンジンボクの代表と言ってもよくなっているように見えますが、もうこれで定着していて、このほうが商品名としても魅力があります。ニンジンボクがポピュラーであれば、そちらに集約されていくのでしょうが、まったくそうではないので、セイヨウニンジンボクはブランド名として、これからもそう呼ばれることになりそうです。

 

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主索引 スパラキシス

2019-01-01 13:01:32 | アヤメ科の花

スパラキシス
撮影日: 2017/04/30

外来の園芸種スパラキシス Sparaxis はもっぱらスパラキスで流通しているが、スイセンアヤメ(水仙菖蒲)とも呼ばれているらしい。なんと花のビッグネームをダブルでもっている。なになにアヤメ、なになにスイセン、なども数あるがダブルというのは豪勢だ。当然に名前負けする。イメージも合わない。これは新旧が交錯する時代の生んだ失敗例だと思える。

ただ言えるのは、園芸種が野に逸出して新たな野草としてあちこちに咲くようになると少し感じが変わる。野の花には日本的な名がやはり似合う。道端に園芸種オキザリスと思われる花があるとカタバミが合うと思える。だがこの国の歴史からすればまったく新参者の野草にスイセンアヤメはないだろうと思う。さほど繁殖力は強くなく見かけるとラッキーな花でもあり、違和感の強い名前は意識から消し去りたい。キーワードをひとつ知っていれば「あっそう」ですむ話だし・・・

花に関するネット情報はほとんどが園芸の花にかんするもので、高山植物など特別なものは別にして、原っぱや道端に咲く野花が主役になることは稀で、やたらアニマックだったり、不確かだったりする。それでも私なりに私のための整理をしてみようと思う。


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