医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

歯を失う原因

2016-01-12 10:11:58 | 日記
おはようございます
東京の方では、初雪が観測されたとのことですが
やはり寒さはこれからのようですね。
松本では、毎年一度は大雪が降るというのが何年か続いている気がしますので
油断はできないです(;O;)

さて、皆さん。数限りある大切な歯を失ってしまう原因には
どのようなものがあると思いますか?
転んでぶつけた等のけが・進行してしまった虫歯や歯周病などがあります。
ある時の統計では歯を失う原因として、「虫歯・歯周病」が占める割合は
約75%(調査結果の平均)だったそうです。
他には「破折」が約10%、「その他(大半が親知らずの抜歯)」が約13%
「矯正治療のため」が約1%を占めます。
この中の「破折」の多くはけが等の非日常的な力によるものではなく
神経を取った歯の破折と考えられるため、虫歯由来の可能性もあります。

上記からわかるのは、ほとんどは「虫歯・歯周病」が原因で歯を失ってしまうという事です。
「虫歯」はどの年代でも多くなっていますが、40歳代から「歯周病」の割合が増え始めます。
歯が痛いと虫歯ではないか、と思うかもしれませんが原因は歯周病の可能性もありますので
健診が大切です。早期発見できれば、その分治療も簡単になりますし歯を守ることが出来ます。

何よりも「虫歯・歯周病」は定期的な歯医者さんでのメンテナンスや、
自宅での歯磨きにより予防することが出来ます。
大人も子供も失った永久歯は戻ってきませんからね