リゲイン狩猟日誌-頑張れマスターズ!

リゲインのわな猟

当初は地元の葉山でわな猟をやる予定でしたが、狩猟のキャリアを磨くにはやはり本場の神奈川県西部で大物を捕獲する方向に落ち着きました。

 


先日、罠に入った3頭、デカいオスと小ぶりのメスとオス

 

元々、三浦半島にはイノシシはおらず、狩りができない三浦で狩猟をするためにウリ坊を神奈川西部から持ち帰ったのがきっかけでいつしか増えてしまったのが実態です。個体も大磯などの100kg超の大物に比較すると小ぶりのものが多いのです。

 


鋼鉄のフレームもこいつの体当たりで歪んでました、、鋼鉄の棒を使って元に戻します

 

ただし、神奈川県西部の大物のわな猟には危険がつきものです。何せ大物なので鋼鉄製の箱わなでも止めさしするまでに時間が経てば中で暴れて猛烈な勢いでフレームが歪んでしまっているのです。

 

このパワーをすればくくり罠のワイヤーが外れてしまう可能性もあり、基本くくり罠は使いません

 

これはわな保険の適用範囲に関係してきます。万が一罠から外れた獣が人を襲ったとしてもその被害に関しては保険は適用されないからです。また、丹沢地域などは巻狩りが主流のため、猟犬がかかってしまう可能性もあるのです、猟犬に関しても保険のトラブルが多かった為、現時点では保険の対象から外されているようです

 

さて、それでは地元の葉山では何もしないのかといえば、それは違います。

 


大沢谷の面積は1万平方メートル、、開墾のしがいがあります

 

実際は捕獲以上に里山と市街地の間に緩衝地帯を作るなどの地道な作業などが根本的なイノシシ被害対策なのです、捕獲はいくら人数がいても繁殖力の強いイノシシには追いつきません。

 

このような議論は今後の熊の指定管理鳥獣追加とも関連してきます、単に捕獲して助成金を出すのが根本的な解決策なのかどうかを狩猟者こそが真剣に考えなくてはなりません。捕るのに夢中になってしまっては本質を見失います。

 

その気になれば丹沢のクマなどあっという間に絶滅させることも可能なのです、40頭しか生息しておらずしかも熊の繁殖力は決して強くはないからです。

 

種の絶滅とは神のみが成せる技で人間が手を下すべきことではないと思うのです。氷河期がなくT-REXが今も生きていたら人間はさそかし大変だったろうとも思うけど

 


地元の山系はリゲインのお散歩道、5時間縦走も楽々です

 

地道に里山である二子山山系の巡視活動を続けながら農業にもトライしようと考えているのです、実はわずかですが大沢谷の干渉地帯を耕した農地を貸して頂けることになったのです、今月から来月にかけては種まきのシーズン

 

早速、土をくわで掘り起こしました、あとは土作りを地道にやってから種まきです、ワクワク

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