リゲイン狩猟日誌-頑張れマスターズ!

PLB(Personal Locator Beacon)の認可と注意点

日本でもようやく総務省が重い腰を上げてPLBの一部のモデルの使用を認可しました

 

詳細は詳しい方に譲りますが、これで国内でも限られたモデルではありますが、PLBPersonal Locator Beacon)が使えるようになります。

 

今やネットでも買えますが認可モデルだからといって、すぐに何もせずに使える訳ではありません。

 


現在認可されているモデル、注意書きを良く読んでくださいね、、大切なことが書いてあります

 

さて、本題。。PLBの使用には無線局の開設が必要になります、詳細は長くなるので割愛しますが、とりあえず無線免許の取得は不要で登録申請が必須とだけ書いておきます。

 

個人用のイーパブですから、所有者を特定する必要があるのです、個人用ですから法人契約して会社の経費でっていうのはNGです

 

また、認可されていないモデルを国内で使い、登録なしで遭難信号などを発信すると結構な罰金をとられます(最大100万!ホントか・・)

 

また、PLBとAIS-MOBは似て非なるものです、目的は同じですが通信衛生を使うPLBと国際VHFのAISを使う範囲にとどまるAIS-MOBとは別物です。

 


SydneyHobart RaceはPLBが必須なのでACCU SATを借りました,名前のとおり衛星を使うのでこれはPLB(本来は個人登録しなければならないのですが海外レースではレースのみの登録が可能らしくレンタル業者がいます)


VOLVO70で地中海~ジブラルタル海峡~大西洋を南下した際はこれを使いました。MCMURDOはPLBとAIS-MOBの双方を持っていますがこれはAIS-MOBモデル。

 

リゲインも海外で使う時以外はバッテリを外して自宅に置いてあります(SOSボタンがあるので危ないので海外でのみ使います)


昨年参加したFASTNET RACEではこれを身につけていました

 

すべてのモデルを調べた訳ではありませんがこの手の製品は年間維持費用+保険がセットという点も注意が必要です

 

ちなみにリゲインの使っている(海外ですよ)SPOT Messengerの場合は年間維持費は149ドル、プラス捜索費用10万ドル保証の保険にアップグレードしているので総額は180ドル程度、これが毎年かかります。

 

PLBはヨットだけでの利用にとどまらず、山岳地帯での遭難や携帯の電波が届かない場所で車が故障した際などにも使えます。

こうやって考えると、より広範囲に使えて全世界で使えるPLBの方が便利で、すべてのアウトドアレジャーに使えることになります。

 

 

また、地震大国日本では災害時にこのPLBで遭難信号を発信すれば、緯度経度付きで場所を特定できるので、72時間といわれている生存率を大幅に向上できるはずです。また、捜索費用も大幅に削減できると思うのです。

 

SPOTにはスマホと連携してPLB経由で衛星をつかってメッセージを送る機種もあります。

 

このように、日常生活でも役にたつPLB、もっともっと普及して欲しいものです。。無線局開設などは簡素化して高齢の方でも簡単に使えるようにして欲しいです。

 

※PLBに関してはまだまだ情報量が少ない中で書いておりますので詳細は詳しい方に確認してくださいね

 

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