トラップ射撃のスランプ状態に陥ったと勘違いしているリゲイン
単に難しい撃ち方に挑戦しているだけなのですが、本来は狩猟用のスラッグ射撃の精度を上げることが本筋なのです
ということで100mの標的射撃が可能な伊勢原射撃場へ
先日のスランプのキッカケとなった大井射撃場でのトラップ射撃からの動画です
100mが何故必要かと言えば射撃大会や北海道などでのエゾシカ猟など以外、神奈川で撃てる距離ではありません。
銃猟が可能な丹沢山系でも50mでさえ危険とされています。イノシシなどは20m以内の近距離でしか撃てないと思われます。理由は一般の登山客も多いことから遠距離射撃が危険な為です、北海道のように見渡す限りの平原があり、弾が外れても数キロ先まで見渡せる平野のような場所がおおよそ無いからです。
とは言え、50mよりは当然難しいわけで、100mを正確に当てる為の集中力は50mでも活かせると考えています。
新兵器のスポッティングスコープを投入、これが無いと100m先の的に当たっているか確認できません
射撃場に行った3月21日は春分の日、伊勢原射撃場のトラップ射撃場とスキート射撃場は超満員、、トラップは駐車場も満車でした。
しかしライフル射撃場はガラガラ、最初は一人だけでした・・・
ここで考えます、神奈川県の人口おおよそ920万人に対して猟銃の所持許可を持っている人は4000名強、、
単純計算で0.0004%に過ぎません、、射撃場は空いていて当たりまえとも思うのですが、さらにこの僅かな人口の大半がクレー射撃の人口なのです、薄暗いライフル射撃場で狩猟用の射撃練習をする人は大海に米粒程度なのではないか
こんな射撃人口の縮図が見えた伊勢原射撃場でした
さて、本題の100m射撃ですが、まずはスコープ調整から入らねばなりません、100mでゼロインするのは難しいので
50mでゼロインをします。伊勢原射撃場の大口径射撃は2階構造で一階が50m、2階が100mになっています。
100m先の的は75倍のスコープを最大限に使ってようやく確認できます
最近は新しいシューテイングレストとリコイルパッドのお陰で肩を痛めることは減りました。しかし、反動でスコープのマウントが指に当たり血豆が出来ていました。
反動で指を怪我するのでグローブは必須です、ここはGILLを使ってます
この日は40発撃ちました、10発を50mでスコープ調整、残りを2階に上がり100mで
50mのゼロイン調整は2発で出来るようになりました、外した2発で調整後は全部真ん中に集弾しています
100m先はスコープを使っても的が小さく僅かなブレで数十センチのズレになります。反動も大きいので撃つ瞬間の引き金も引くのではなくゆっくり絞る感じ、それでも銃は跳ね上がります
最後の10発3発ほど大きく外しましたが後半はほとんど真ん中に集弾しています
こんなに練習して、今週末の警察の一斉検査では何聞かれるかな・・・・
「こんなに撃って、何になりたいんですか?」とか
バイポッドを使うようになったら危険人物かも知れないけど、あくまで狩猟の射撃名人になりたいのです
バイポッドは銃身につける二脚、折りたたんで銃と一緒に携帯出来るのでスナイパーの必需品