所持許可はおりましたが仮の許可です
銃(申請した銃)を購入して警察で申請した銃と同一であるかの確認を受け、確認印をもらって初めて正式な所持許可となるのです。
所持許可がおりてから3ヶ月以内に銃を購入しないと許可は失効します。また購入後は14日以内に確認を受けなくてはなりません。
購入予約をした射撃場は静岡の富士市、幸い晴れの日が続き天気も安定していたので路面が凍結して行けなくなる前に予約した銃の受け取りに行ってきました。
真横に富士山を見ながら沼津バイパスをひた走ります
心配した箱根峠はのり面に雪が残っていたものの、路面は乾いていたので普通に走って行けました。
箱根新道に入ってすぐ、これが目に入りドキっとしました
予定通り射撃スタッフが来る9時に射撃場に到着、銃を受け取り、引き渡し証と譲り受け証を発行してもらいます。こう考えると何とペーパーワークの多いことか
1.猟銃等初心者講習 申請書
講習終了証明書 受領書
講習終了証明書(講習後の考査に合格するともらえます)
2.教習資格認定申請書
精神科医診断書(かかりつけ医でも可だが精神科医が望ましい)
身分証(本籍地の役所で発行、破産等がないかの確認)
同居親族書(同居人に問題がないかの調査)
経歴書(仕事、引っ越しなどの履歴から問題点を調査)
講習終了証明書
3.教習資格認定書
教習資格認定受領書
4.火薬類譲受許可証(射撃教習で使う弾の購入のため)
教習終了証明書
5.猟銃所持許可申請書
銃砲仕様書〔銃砲店が発行)
銃砲カタログ
自宅銃砲保管場所配置図面(ガンロッカー立ち入り検査時)
6.猟銃、空気銃所持許可証(仮)
所持許可証受領書
7.猟銃引き渡し証明書(銃砲店が発行)
8.猟銃譲受証明書(銃砲店が発行)
9.猟銃、空気銃所持許可証(警察にて購入した銃を確認の後、押印)
10.火薬類譲受許可申請 (射撃、狩猟等で使う弾の購入申請)
火薬類譲受許可受領書
とまあ、書類の受け渡しの繰り返しです。それほど銃砲を一般人が所持、維持することは大変なのです、そして年に一回は一斉検査があり適正な状態で管理されているか警察に出向き調査があります、また所持から3回目の誕生日で更新なりますが、射撃の技能講習もあるので練習していないと落ちて失効します。
受け取った後、ガンロッカーにしまう前に動画を撮影しました。
ヨットもウェアにお金かかりますが、射撃もそれなりにかかります、実弾を撃つのですから身を守るための道具をケチる訳にはいきません。
イタリア製の射撃ベスト、ペラペラなのにめちゃ高い、反動で肩を痛めないようにパッドが入ります
リゲインの銃は散弾銃ですが、交換チョーク式(銃身の絞りを変えられる)なので散弾以外に大物獣を撃つ時に使うスラッグ弾という鉛の塊の一発弾を撃てるのですが反動がとても強いのです。
射撃の後の手入れもとても大切、キチンと手入れしないと事故にもつながります
春の狩猟免許に合格すれば全ての準備は整います。
平凡な人生を歩んできた反動がこの歳になって出てきました。
いい歳こいてパリ五輪採用のウィンドフォイルで滑走、世界に冠たるROLEXシリーズの外洋レースに七回も出場、しかも全て海外チームに日本人ただ一人、一般人が所持することが珍しい猟銃の所持
そして狩猟でイノシシを捕獲したり、解体したり、そして食べたり・・・
まさに「はじめ人間 リゲイン」