僕自身のスキーシーズンは残すところあと2日間の予定となりました。今日の東京は横殴りの雨が降って、きっと山の雪も大分融けてしまったろうなと思います。今週末も楽しく滑れると良いなと思いつつ、総括しておきたいと思います。
【滑りについて:切れとズレ】スキーを本格的に始めた9年前から考えますと、始めた当初から「カービングスキー」というものを履き、「カービングターン」に憧れ、スキーの検定でも2級まではカービング重視でしたので、「カービングターン」が大好き。しかも肩幅より狭いくらいのとオープンスタンスで滑っていました。やっぱりカービングが格好が良いという思いと「好き」という気持ちは今も変わっておりません。
しかし、今シーズンは滑り方が「ガラリッ!」と変わった年でした。数年前から「切れ」と「ズレ」という話が雑誌に多々出てきて、今はズレ重視から切れへ・・・という事が言われています。体に負荷をかけない滑り方というのもあるようです。今年はこの「ズレ」が出来るようになってきたのがとにかく一番の収穫だったと思います。
今まではズレようとすると腰を無理にひねっていたのが、目線とストックワークでズレを作れるようになりました(自分の感覚なので説明が難しいです)。とにかく無理にひねらなくてもいつでも胸はフォールライン方向を向いているような感じでズレて滑れるようになりました。結果、コブが楽になりました。これは大収穫。
そしてそのズレを使っている滑りがだんだんと高速になっていくと切れてくる・・・という感じが分かるようになりました。このおかげで高速時に内倒しにくくなったのと、危ないときのリカバリーが簡単になりました。外足への加重感覚も高まりました。
ズレのおかげで春スキーの悪雪もなんのその・・・です。
頑張って滑らず、楽に滑る事ができるようになったのです。
カービングターンは大好き。内倒している状態も好きなんです。だから、朝一番は自分の好きなスタイルでかっ飛ばします。でも、殆どの時間をズレからの滑りで過ごすようになりました。今年は非常に勉強になった年です。
【スキーのジャンルについて】よく「スノリミさんは基礎スキーヤー?」って聞かれて、「はいっ♪」と答えておりました。でも、今年から僕は「スキーヤー」にしました。岩渕隆二さんが言っていました。モーグルとか基礎とかレースとか・・・ジャンルなんて関係ない。スキーが楽しいから、スキーをするんだよ・・・というようなことを。僕もそう思いました。昨年はGSレースに出て、今年はモーグルしたり、飛んでみたりしてフリーライド的な気持ちを味わったり、パウダーを滑ったり・・・と色々な経験をしました。結果、「全部楽しい」のです。
だから今年から「スキーヤー」って事で、ジャンルはあまり関係ないことにしました。基礎も勉強しますし、コブも、飛びもこれからどんどん体得したいと思います。
スキーは楽しいですよ!最高です!
とりあえず 総括その1でした。