相変わらず休日を持て余しておりますが、とは言え色々と楽しんで過ごしてもおります。
3年前に亡くなった父の愛用品の一つにモンブラン(MONT BLANC)のペンがありまして、実家に置いてあったものを、母はどうせ使わないので亡くなった時に形見でもらってきていました。
偽物かどうかというのは頭の中にあったのですが、自分では全く判定は出来ないので、本物だと信じていることにしました。
自己満足の世界ですから。
昨年からそれらを使えるようにたいと考えていました。
万年筆(MEISTERSTUCK146)と、型番とかはわからないけど、高級そうなキャップ式のボールペンの2本です。
あと、確か就職した時だと思ったのですが、MEISTERSTUCKのボールペンを海外出張の土産でもらって、それはずっと使わずに持っていました。実はモンブランのペンの書き味が何だか硬くてあまり好きじゃないんです。さらにはカートリッジが高いのもハードルになっていました。
左から MEISTERSTUCKボールペン、MEISTERSTUCK146万年筆、種類不明のボールペン
~話は少し逸れて どんな万年筆を使っているか~
普段僕は仕事でも万年筆を使っています。サラサラ書けてとても良いのです。
プラチナ万年筆のプレジールというシリーズの万年筆を愛用しています。1000円位で持つ部分はプラスチックだけど、とても書きやすくて好きです。0.5mmのペン先を使っています。それにコンバーター(インクを吸うタイプのインクのタンク)を付けて、パイロットの瓶に入ったインクのブルーブラックを入れて使っています(このインクは30mlで450円で買えますので、ガシガシ書いても大丈夫)。
兎に角普段遣いにつかっています。
あと、LAMYのsafariというシリーズの万年筆を使っていて、それにもコンバータをつけて、これはMONBLANCのMYSTERY BLACKというインクを入れて使っています。この黒が素晴らしく濃くて好きなのです。
外出時にはGuy Laroche(と一応書いてある)の万年筆にPelikanの4001Violetのカートリッジタイプを入れて使っています。
万年筆はとにかく書き味が好きで、メカ的にも好きなので高いものではないですがこのほかにも数種類持っています。
サラサラ書ける筆記具が好きなのです。
~話を戻して、MONTBLANCのペンを復活させようという話~
コロナ禍でヒマしていましたので、いつものようにネットサーフィンをしていまして、そうだそうだ、MONTBLANCのペンを活用しようと思ってインクカードリッジを探していましたところ、こんな製品に出会いました。
どうやらこのアダプターを買えば、国産の好みの書き味のボールペンの芯をMONBLANCのボールペンで使えるようになるみたい。
MONBLANC純正の替え芯は1000円程度するので沢山書くのはもったいない様に思えてしまって、やっぱ100円~300円位で買える国産ボールペンの替え芯はリーズナブル。
サラサラタイプを使えば・・・という事で、早速詳しく調査すると、人気の三菱鉛筆のJET STREAMというペンの替え芯がつかえるようになるとか。
そもそもJET STREAMを知らない僕は、娘が持っているもので試し書き。こりゃー使いやすいという事で、このアダプターを購入してみました。
3種類買いましたがね・・・真ん中のは要らなかった。
上がMONBLANC純正の替え芯、下が今回買ったセット。
先端はこんな感じになりました。インクの色を示す黒の印が安っぽいですが、まぁいいでしょう。
見た目が少し安っぽくなったと思いましたが、これでガシガシ使っていけると思います。
収まりも大変よく、書き味も軽くなって(そりゃ当たり前なんだが)使いたい気持ちになりました。
コメントありがとうございます。
古そうな感じではあります。本物だと良いです。
いつか使えるようにして、この万年筆にミステリーブラックのインクを入れて書類とかに署名をしてみたいです。
少し古いもののようですし、私は今まで146のコピーは見たことがありません。多分、オリジナルだと思います。お父様のご遺品、たとえ使えない状態でも大切にされるとイイですね。
コメントありがとうございます。また、gorou_ruiさんが146の修理をされた時のブログも拝見していました。確か「モンブラン meisterstuck 146 修理」ってYahoo!に入力したら出てきたと思いました。
凄いですね。ご自身で修理されるなんて。他にも時計なども修理されているのですね。僕は不器用なので、もっと壊してしまいそうなので修理はプロの方にお任せしようと考えています。
ただ、費用はもちろんですが、「これ、コピー品ですね」と言われちゃうのもちょっと怖くてですね。
まぁ少しお小遣い貯めて、修理に出せるようにしてみようかと思いました。
当面は今回使えるようになったボールペン達を使っていこうと思います。
私もマイスターシュテュック146を所有していますが、ピストンが緩んでいてインクの出もいまいちだったのでメーカーに修理見積を頼んだら、最低で18,000円と言われました。(10年ほど前ですが)
私は自分で万年筆修理をするので「こりゃあ高くて無理」と自分で直してしまいました。
万年筆は古いものだとその材質が劣化していて破損するリスクが高いです。その点でメーカーでは首軸やペン芯など壊してしまっても部品交換できるので、代金取られますが完全に修理してもらえます。
私の場合は自分のものなので、自己責任で「壊れたら仕方ない」と修理して、結局上手くいった次第です。
大切なお父様の万年筆であれば、高くてもメーカーに出したほうが良いかもしれませんね。
モンブラン146の修理のBlog(2018-6/万年筆)もアップしていますので、参照してみてください。