鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

3時から起きている

2020-03-11 05:48:48 | 
おはようございます。

カムイ師匠は、あたいが仕事から帰ってくると
毎度玄関でワーワー鳴き
ご飯ご飯、おかえりおかえりと
ともすればうるさいレベルで出迎えてくれるのです。
たまに、声がしないときは、
あたいがいない時に、何か大きな音があって
ビビったまま心がしおしおになったとか
そんな大したことない理由なんです。
でも昨日は、帰ってきたら、出迎えも無く声も無く、
ドアをあけたら、部屋の中で
まさに「倒れた状態」に見えたわが猫の姿がありました。

カムさん、どうしたの❓と慌てて体をゆすると、
おもむろに頭をあげて
爪とぎをして
あたいの隣にちょこん、と座りました。
良かったー生きてたー、てか、ご飯いらないの?
「そんな気分じゃない」とのこと。
じゃあ先にトイレ掃除しようか、と
トイレちぇっく。
しっこ発見。
うん〇も、少しだけど発見。
ちら、と横目でカムさんを見ても、
大人しく隣で座って一緒にチェックしてる。
ご飯を用意しだしたら「あ、ご飯?」と寄ってきた。
食べました。
その後、長くなって寝ていたので
こんな日もあるのかなあと思ったり。
これから増えて行くのかなあって思ったり。

3時に、ふ・・・っと目が覚めたとき、
カムさんと目が合いましてね。
ずーっと見ていました。
「起きたね!ご飯!」と騒ぐこともなく、
「ご飯をくれなきゃ、お前をとって食う」と
噛みついてくることもなく、
ただ、ずーっと。
4時まで撫でたり、お礼なのか臭いのか、
猫におでこを舐められたりしておりましたよ。
ご飯、出そうか、と4時過ぎに進呈。
ちゃんと食べております。
部屋の向こうで、時折力なく鳴いて
どうした?と言うと「撫でれ」と
いそいそ香箱組んでます。
老いに突入したのかな。
動物も人間も、毎日新たな日を迎える。
2020年3月11日は、経験のない1日だ。
2020年3月12日も、経験のない1日だ。
2020年3月13日も、経験のない1日だ。
こうしてあたいたちは、この先もずっと
望む望まないに関わらず
毎日、新たに1日を迎える。
これから先、
耳が遠くなることもあるだろうし
老眼になることもあるだろうし
突然今までできたことが
出来なくなってくることもあるだろう。
そのたびに、あたいは何の役にも立てずに
ただ大好きという言葉しか
かけられないんだろうなって思う。

今日は、Yahoo!で3.11を検索してほしいねん。(誰)
それが募金となるんですって。
どういう理屈か毎年よう判らんのですが、
ご協力していただけたら嬉しいデス。
ちゅーこって
良い1日をお過ごしください。