日記のような…思いつきや、あれこれ?

好き勝手なザレゴト、タワゴトです。
決まりが苦手なんで不定期です。

めんどくさがりなんで、ごめんなさい

心が温まった光景

2010-12-19 22:31:15 | たわごと
駅の改札前にて…

人待ち顔の男の子、大学生かな?
階段のほうを気にしてる。

やがて、女の子が階段を上がってくる。
白いファー付コート、黒いタイツ、くしゅくしゅブーツ

彼を見つけると、パッと顔を輝かせ
彼の元まで駆け寄った、

彼女は彼の顔をのぞきこみながら
「ゴメンネ タクサン マッタ?」
手話で問いかけた。

彼はぎこちない手つきで
「ダ…ダイジョウブ  エート… スコシダケ」

手慣れた彼女と、ぎこちない彼。
たぶん、不自由なのは彼女。
彼、時々しゃべりながら手話してるし(^^)

「オナカスイタネ ゴハンタベヨウ」
「ウン ドコデタベル?」
「ソウネ… ナニガタベタイノ?」
「オナカスイタ カラ イヌ(?) タベヨウ」

えっ?犬!?
彼女も一瞬、とまどって、やがてステキに笑いながら

「イヌハ タベナイ カワイソウ。 ウシノオニク タベヨウ。」

なるほど、「肉」がわからずに「牛」を「犬」と間違えてたんだ。

頭をかく、彼。
彼女はとびきりの笑顔で彼の腕をとる。

二人は仲良く 寄り添って歩いていきました。

*手話の会話は空が二人の気持ちを想像して
 ふつうの会話っぽく翻訳してあります。

先日…と、いうかもう半月以上前ですが…
たまたま、見かけた光景です。

きっと、彼は彼女のために一生懸命、手話を覚えたんですね。
ハンディを負った彼女の明るさは彼のおかげなのか
彼女の明るさに彼が惹かれたのかわかりませんが

ちょっとだけ、胸が温かくなって
二人に幸せを! と、願っています。

おせち料理には早いけど

2010-12-17 21:30:38 | たわごと
空はおせち料理なんて作りませんが

先日、煮物が食べたいと思い立ち

お煮しめ 作りました。

ヒマにまかせて ニンジンはねじり梅

コンニャクは手綱に、サトイモも見栄えよく…

自分しか食べないのにと、途中でバカバカしくなりつつも

作りました。

味は…

どんなに上手にできても 空は自分の料理キライなので…


そう言えば、空の料理って自分以外に食べたひと、いないです。

ひとの手料理だって年に1度くらいしか食べる機会、ないなぁ…

などと思いつつ

時間があるときは必ず、自炊して

それをイヤイヤ食べてる空なのです。


ドライマティーニと彼女                   ~素直になれないアナタへ~ 【2】

2010-12-14 07:49:56 | 0000
彼女は一気ににドライマティーニをのみほすと

ふっ と息を吐き出しながら俺に聞いた。

「いつたつの?」

「半月後」

「そう、じゃぁ、それまでにまた会えるわね。
忙しいでしょうけど、それくらいの時間とってね。
あなたの送別会…歓送会なんだから。」

そう言いながらグラスから手を離し

「今日は悪いけど…明日の朝の会議の資料をまとめなきゃならないから。
忙しいからって、無理しちゃダメよ。」

と、続けて立ち上がった。

ハートブレイクの俺は顔を上げられないまま

「あぁ…」

と、やっと応えた。


うしろで彼女がコートを着る気配がする。

バーテンが突然、俺の前、

バーテンの背後の壁際に並ぶ酒のボトルを

片づけ始めた。

なんとなく顔をあげ、バーテンが目で指し示す

目の前の壁をみると…



開けた壁にかかったパブミラーに映っていたのは

ハンカチで涙をおさえながら

うつむき、足早に店を出ていく彼女の姿だった。



その姿を見たとたん、俺は理解した。

ドライなんてとんでもない。

彼女はいつだって精一杯の意地を張って、

俺に向かっては笑顔を向けながら背中で泣いていたんだ!!



俺は思わずバーテンの顔を見た。

バーテンは「そうですよ」とでも言うように

静かに微笑みながらうなずいた。

「マスター!」

「お代はこの次で。それより早く行っておあげなさい。」

俺はマスターのおだやかな声を背に聞きながら

ポケットの指輪をきつくにぎりしめ

夜の町に飛び出した。


        ーーーーーーーーーー終。



空より(あとがきのような…)

意地を張って、素直になれない女性っていますよね。
でも、そんな気持ちをちゃんとくみ取って、わかったうえで
さりげなくフォローできる、
女性のそういうところを可愛く思える。

そんな、スマートな男性になりたいものです。

…鈍感な空には夢のまた夢ですが…


ドライマティーニと彼女                   ~素直になれないアナタへ~ 【1】

2010-12-12 03:52:21 | 0000
火曜日のバーは客もすくなく落ち着いていた。


「いらっしゃいませ」

バーテンの声に迎えられて、いつもの席に着く

「寒くなりましたねぇ。いつものでよろしいですか」

「うん、ドライマティーニで」

簡単なやりとりのアト 少ししてドライマティーニが目の前に置かれた。



今夜のドライマティーニはいつもにましてのどを灼いた



緊張しているのかな?

俺はそんなことを思いながらポケットの中にある

指輪を確かめるように握りしめた。



海外赴任の話がでて1ヶ月、いろいろ悩んだ末

俺は彼女にプロポーズすることに決めた。

そして、彼女に一緒についてきてもらいたいのだ。



バーのドアが開き、ひとの近づく気配を感じた。


「ごめんなさい。打ち合わせが長引いちゃって」

そういいながら、彼女が隣のスツールに腰をおろした。

「おひさしぶりです。ドライマティーニを?」

「ええ。ドライなオンナは仕事もお酒もドライなの」

彼女はウィンクしながらバーテンに応えてから

俺の顔をのぞきこみ、言った。

「やっと会えたわね。あら、ちょっとやせた? 忙しいの?」

「そうかな ここのところ転勤の引き継ぎやなにやらでゴタゴタしてるからね」

俺の応えに、彼女は一瞬、目を大きく見開くと、

カウンターに視線を移して言った。

「そう、決まったの… で、どのくらい?」

「3年くらいかな」

「そう、寂しくなっちゃうわね」



今だ!俺は、ポケットの指輪を握って、ありったけの勇気を

振り絞り、彼女の顔を見た。


しかし、彼女は明るい笑顔を俺に向けると

サバサバした口調で

「でも、私は大丈夫。仕事は忙しいけど面白いし、
そのうち誰かを好きになって結婚しちゃうかもしれない。
きっと、寂しがってるヒマなんてないわ」

そして

「栄転、おめでとう!がんばるのよ。
私もバリバリやるから。乾杯しましょ」

と、続けた。



そうだった、

彼女は仕事も私生活もきっぱりと割り切って、

つねに前向きに生きるドライな女性だった。

俺は彼女が落ち込んでる姿を見たことがない。

いつだって

「終わったことは気にしない。前に進みましょ」と、

笑顔で俺に言うのだった…



俺は力なく指輪をはなすとポケットから出した右手でグラスをあげ

彼女のグラスに軽く当てた。

一息に流し込むドライマティーニはとても苦い味がした。

盗賊の夢

2010-12-08 14:18:25 | 0000
煌々と照らす月明かり
砂丘に浮かぶらくだに乗ったシルエット
遠くピラミッドが浮かんで見える

頭にはターバンをまき
腰にはナイフ
手綱を持った右手首に
あのひとのスカーフをまきつける

顔をおおった覆面をしめなおし
彼女の面影を心に抱いて
一番輝く宝をもとめて
今日も世界を飛び回る


海岸道路

2010-12-08 14:08:29 | i
右手には松の防砂林
左には陽光にきらめく海
海岸線を西に向かう

バックラゲージにサーフボードとウェットスーツ
クーラーバッグには冷えたビール
カーステレオから流れてくるのは
ノリノリのPOPSとDJ
足もとに愛用のビーチサンダル

そして
リサーブされたままのナビシートには
アクアマリンのペンダント

すべてがここにそろっている。
あと足りないのは
ご機嫌なウェーブだけ…

オトコの独りメシと麺類についての考察 その2

2010-12-08 04:28:25 | 0000
さて、独りメシの筆頭、らーめんに次ぐものは
そばである。

寒い日などは なべ焼きうどん などの誘惑も強いが
そこを、あえてざるそばを注文。

しかし、ホントはカレーうどんなども食べたいのだが
空がよく食事をする銀座界隈のサラリーマンは
昼にカレーうどんを食べた場合、実にそのうち80パーセントの
オトコがワイシャツの胸にカレーうどんのツユのはねた
黄色いシミをつけて午後の仕事をするのである。
ワイシャツについた、食べこぼしやハネは見苦しいし、
また目立つのでカレーうどんも我慢する。

かくして、和風のテーブルでさるそばをすする。
箸の先でつまんだそばをつゆにちょ、ちょんとつけて
一気にツルツルとのどまで吸い上げる。
決して、口の中でもぐもぐしてはいけない。
そばはのどごしが命なのである。

また、食後のそば湯も忘れてはいけない。
食べ終えたときに、薬味の皿、せいろ、つゆの碗、すべてがキレイに
なっているのが理想である。

姿勢を正してそばをすすっている姿に
和服の色っぽい女将が
「まぁ、イキなお方。ポッ」
って、これもナイ…

と、語ってきたワケであるがやっぱりパスタだって
食べたいこともあるのである。

オトコの独りメシにおけるパスタは
自宅にかぎる。
たっぷりと茹でたアツアツの麺に
かつお節をどんと乗せ、醤油、マヨネーズをかけて
豪快に食べる。

または、思い切り凝って
麺はソースのからみやすいフィットチーネ。
アンチョビをあえたフィットチーネにエビを入れたオーロラソース。
彩りと香りにルッコラをたっぷり乗せて食べる。

けれど、レストランで注文したランチセットの
つけあわせにナポリタンがついていたりすると
ついつい、嬉しくなってしまう…

昼時のレストランにランチを前にして
ニコニコしてるオトコをみても
そっと暖かく見守ってやってください。

オトコの独りメシと麺類についての考察 その1

2010-12-07 11:24:22 | 0000
空は独りで食事をする機会が多い。
職場の環境のせいもあって、昼食はほとんど独りで食べに行く。

で、独りでなにを食べるか? これがなかなかむずかしい…

人数がいれば
「今日は○○の□□をくおうぜ」
「そうだな、ひさしぶりに行くか」
なんて具合に簡単にきまってしまう。

しかし、独りの時は
「うーん、和食か、洋食か、中華にするか、これはなかなかの難問だぞ」
と言った具合に頭の中で値段、味から
店の主人の愛想や店の子のスタイルまでが悩みの対象になってしまうのだ。

そんなとき、独りメシの救世主が麺類なのである。
麺類はよほど運が悪くない限り、食べられないほどマズいものに当たる可能性はすくない。
さらに、ボリューム、値段も手頃であり、なんといっても時間がかからない。

そんなわけで麺類に決まるワケであるが、麺といっても幅が広い。
「類」とつくわけであるから、敵は徒党を組んで
「私を食べて」「いや、俺を!」「僕はおいしいです」
と、売り込んでくるのである。

まず目につくのはパスタ、イタリアンであるが、ここはグッと我慢して通り過ぎる。
オトコの独りメシにパスタは軟弱すぎる。
制服に財布とハンカチを持ったOLがキャイキャイ言いながら入っていく店。
大多数の女性と少し交ざったカップル、その中で独りのオトコが
ニコニコしながらカルボナってはイカンのである。

パスタは嫌いでないが、それをとりまくあの空間というか、
オシャレな雰囲気がイカン、イカンと思わせる。
ランチタイムのパスタ屋は「女、子供」のものなのだ。

では、オトコは独りでなにを食うか
やはり、オトコの独りメシ筆頭はらーめん!

こってりしたスープにちょっとかための麺。
アツアツのところをハフハフ、ズルズルと豪快にすする!
できれば、どんぶりによそわれたライスを共に、
時々面倒くさそうにワシワシとかき込むとなおよい。
もっとハラがヘっていれば餃子もお勧めである。

すると、ひとりのオトコが一心不乱に麺を食う姿に
カウンターの隣に座った女子大生が
「まぁ、ワイルドなヒト。キュンキュン!」
って、これはないか…

まぁ、らーめんは安いし、手頃なのである。


氷心

2010-12-06 10:11:40 | i
壊れそうな痛みを忘れるために
感情を切り捨てた
狂うような悲しみから逃れるために
心を凍らせた

感情が動かないように
愛を遠ざけて
心が解け出さないように
ぬくもりに背を向ける

そうやって毎日、生きてます
笑顔も上手に作れます

私を苦しめたくなければ
それ以上 近づかないでください

お願いですから…