狛犬が兎
調神社
こんばんは、空海法師です。
今回は、埼玉県さいたま市にある調神社を紹介します。
所在地
埼玉県さいたま市浦和区岸町3丁目17-25
ご祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
豊宇気姫命(とゆけひめのみこと)
素盞嗚尊(すさのをのみこと)
御利益
運気向上
第10代崇神天皇の時代、伊勢神宮斎主の倭姫命が、清らかな場所だったここに、神宮に献上する調物(つきもの=貢物)を納める御倉を建てたのが起源。
そんな云われがある調神社には、
なんと!七不思議がある。
今回は、これを紹介する。
あ、言っておくが、トイレにお化けが潜んだり、石像が動いたりしないので、ご安心を。(^o^)
じゃ、はりきって行ってみようか!
調神社七不思議
1. 鳥居がない!
境内へ伊勢神宮への貢物を運び入れる時に邪魔だからという説がある。
2. 松の木がない!
確かに写真にも写ってない。
素盞嗚尊が大宮へ出かけ、なかなか戻って来ないので姉神の天照大御神が「もうまつのはいや」といったから松もなくなった説がある。
3. 御手洗の池の魚は片目になる!
( ̄□ ̄;)!!
ちなみに、この池は今は枯れてないらしい。
4. 至るところにウサギのモチーフがある!
この神社の最大の特徴かも。
この神社には、古くから月待信仰があるようだ。十五夜や二十三夜を待つという月に対する信仰があるから神姫が兎。
狛犬ならぬ狛ウサギに始まり、社殿の彫刻にも…
で、境内に全部で何匹のウサギがあしらわれているかは、最大の謎のようだ。
5. 日蓮上人駒つなぎのケヤキ!
日蓮が難産の婦人のためこのケヤキに馬を繋いで祈ったところ、無事出産したので安産の守護神とされる。
しまったあ!写真ないわぁ…(-_-;)
6. 蝿がいない!
7. 蚊もいない!!
祭神が嫌うかららしいのだが…
確かに遭遇しなかったが、マジなのか?
てか、ここで私の思う不思議を語っていいですか?
この神社は、月の信仰があるのに、祭神が太陽神?
文献には月読社と記されているものもあるようだ。
月読といえば、天照大御神と素盞嗚尊と兄弟だ。しかし、月読命を祀る神社は圧倒的に少ないし、神話にもほとんど出てこない。
月読は、意図的に歴史から消されているんじゃないか?
理由はわからないが、月の信仰があるから、ツキがある。
だから、ご利益もツキ=運気向上。
七不思議を探しながら参拝し、ツキを手に入れることが出来たらいいですね(^o^)