空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

元伊勢皇大神社(もといせこうたいじんじゃ)

2016-03-27 16:59:51 | 神社紹介
ピラミッドと噂される日室ヶ嶽を揺拝できる
元伊勢皇大神社


こんばんは、空海法師です。
今回は、内宮の元宮と言われる、元伊勢皇大神社を紹介します。



所在地
京都府福知山市大江町内宮字宮山217

ご祭神
天照皇大神(あまてらすすめらおおかみ)

御門神社
天岩戸で天照大御神を護ったトヨイワハマド神を祀る厄除け神の本宗。
竹で造られた社殿が珍しい。ヽ( ゜д゜ )ノ


カネの鳴る石
御門神社のそばにある。
叩くと金属音がする不思議な石
叩いて金が…儲かったらいいなぁ。(^o^)


本殿と黒木鳥居
元伊勢豊受神社と同じだが、寂しい感じはしない。


こちらの龍燈の杉は樹齢2000年
燃えたことがあるらしく痛々しい姿だが、生きている。生命力を感じるね(^o^)


こちらも末社が多く、本殿を囲む


元伊勢豊受大神社より社殿が新しく見える気がする。


日の出の奇麻知
…って、なんだ?(-ω- ?)
でもま、レイラインを示しているのはわかったよ。
ちなみにここは、近畿の五芒星の一角なんだよ。
現在の伊勢神宮とのエネルギー的な関連を想像させる。


日室ヶ嶽
綺麗な円錐形の山で、日本のピラミッドとされている。この山がこの神社の神体山。
この場所から揺拝する。


太陽と山が、逆光で綺麗に撮れない(^^;



元伊勢豊受大神社より参拝客は多い。
やはり内宮への参拝客は、こちらでも多いようだ。
でも混雑してるわけじゃないから、参拝しやすい。
静かで厳かな雰囲気がある。
日室ヶ嶽は、写真より実物はもっと綺麗だ。
この山の山頂に夏至には陽が沈むという。
そこに、古代より太陽神を祀る信仰の場所という神聖さを感じさせる…
そんな神社でした。o(^o^)o

元伊勢豊受大神社(もといせとゆけだいじんじゃ)

2016-03-21 00:39:25 | 神社紹介
神聖な雰囲気を感じる外宮の元宮
元伊勢豊受大神社


こんばんは、空海法師です。
今回は、元伊勢豊受大神社を紹介します。



所在地
京都府福知山市 大江町天田内60

ご祭神
豊受大神(とようけのおおかみ)

御利益
衣食住
産業の神

入り口を見る限り、こじんまりした感じがあるが…


いきなり階段が!
しかも結構登るのか?( ̄□ ̄;)!!


黒木鳥居という。
樹の皮をはがないで作っている鳥居のことなんだが、珍しいようだ。


本殿と4つの別宮(土之宮、多賀之宮、風宮、月宮)と37の末社からなる


別宮の4社は、伊勢にもありますね。
伊勢の場合は、月宮は月夜見宮と書いて、外宮の近くにあります。
これも伊勢と似てますね。(^o^)

末社は、下の写真のように並んで、本殿を囲むようにコの字形になっているんです。


神明造りという社殿。
伊勢と同じ造りだが、伊勢の社殿は、こんなに間近で見られないが、こちらは近くで見ることが出来る。o(^_^)o


この造りは、昔の倉が原型とも言われる。
確かに倉と言われるとそう見える。歴史の教科書かなんかで見た形だね。
神道の信仰には、稲作は欠かせない存在ですからね。影響はあるよねo(^o^)o

龍燈の杉
節分の日に龍が灯りをともしにくると言い伝えられる御神木で樹齢は1500年らしい。立派な杉だ(^o^)


さて、この神社は、何となく見た目寂しく感じた。
静かだからかな?
寂れてるような感じだからか?
黒木鳥居が、そう感じさせるのか?
しかし、それはあくまで見た目の話。
居心地はすごく良い。
それに、参拝客は多いわけではないから、ゆっくり参拝出来るのもいい。
でも、入れ替わりに人はやってくる。
神聖という言葉がふさわしい。
いい雰囲気の神社ですね(^o^)

椿岸神社(つばきぎしじんじゃ)

2016-03-14 18:39:43 | 神社紹介
全国の天之鈿女命の総本宮
椿岸神社


こんばんは、空海法師です。

先日、椿大神社に行った記事を書きましたが、今回はその別宮である椿岸神社を紹介します。


所在地
〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町1871(椿大神社境内)

ご祭神
天之鈿女命(あめのうずめのみこと)
太玉命(ふとだまのみこと)
天之児屋根命(あめのこやねのみこと)

御利益
鎮魂の神
夫婦円満の神
縁結びの神
芸能の神

椿大神社公式サイト
椿大神社公式サイト内椿岸神社ページ

今回から、段落組変えてみた。

椿大神社側から来ると、鳥居をくぐらないのだが、神社としての参道はやはり先に紹介した石の鳥居かな。
そして、この赤い鳥居。


さて、別宮といっても、椿大神社の境内にあります。
椿大神社の祭神、猿田彦大神と
椿岸神社の天之鈿女命は夫婦です。
仲良く同じ境内に祀られています。

ん?仲が良いなら同じ社に祀らないのか?(-ω- ?)
伊勢の猿田彦神社でも、境内に別に神社があるが…何か意味があるのだろうか?

それはともかく、夫婦だから
ご利益も夫婦円満に縁結びです。
こちらの社殿で、結婚式をする人は多いようですね。
私も参拝した時に、式に遭遇しました。(^o^)


なんかこう、ちょっと霞みかかった幻想的な雰囲気の社殿が、なんとも厳かだ(^o^)

もう1つ、鎮魂のご利益がありますね。
これは、天岩戸開きの際に天之鈿女命が踊ったことに由来します。
それにより天照大御神が岩戸から顔を出した。
これは弱った太陽が力を取り戻す様を表しているといいます。
ん?鎮魂って、鎮めるために行うのでは?
私もそう思っていましたが、本来の鎮魂とは、活力を取り戻すことをいうらしい。

この天之鈿女命の舞いは、現在の神楽の原型とされていて、このあたりから、技芸の神ともいわれます。
故に境内の扇塚には、芸道を志す方が古くなった扇、茶筅や筆など芸道に用いる道具を感謝の心を込めて納めているのだとか。


そうそう忘れちゃいけないポイントがあります。
社殿の横に「かなえ滝」という滝があります。こちらの滝も参拝しよう!
小さいが、気持ちいいよ。o(^o^)o
しかも、この水は万病に効くと言われています。
柄杓で手水の作法にて口に含んでみようo(^o^)o


天気のせいもあるが、朱色が印象的で幻想的な雰囲気の神社でした(^-^)/


猿田彦神社(さるたひこじんじゃ) 二俣

2016-03-02 21:25:44 | 神社紹介
所在地
京都府福知山市大江町二俣 大江町二俣向山93-2

ご祭神
猿田彦大神

御利益
開運
招福
交通安全

元伊勢両宮を結ぶ里にある
猿田彦神社(二俣)


こんにちは、空海法師です。

今日は、京都の福知山市にある猿田彦神社を紹介します。

福知山市には元伊勢皇大神社、元伊勢豊受神社があります。
元伊勢とは、現在の伊勢神宮が鎮座するまでに一時的に御神体が祀られた場所です。

福知山市の元伊勢は、数ある元伊勢の中でも伊勢に近いというか似ているというか共通点があるというか。
なので、伊勢にも猿田彦神社があるから、探してみたら福知山市にもあった。(^o^)

さぁ、福知山市の猿田彦神社はどんなところだろう?

目印は、京都丹後鉄道の二俣駅。
この鉄道の駅舎と逆側にあります。


鳥居は木造で神明鳥居。


鳥居をくぐって少し行くと、社殿がある。


棟木に「猿田彦神社」と書いてある。


さて、この神社はちょっと行き方難しいかも?(´・ω`・)?
駅前には猿田彦公園があり、そこからガードの下をくぐって、線路向こう側にいくとある。

なんでこんなことを書いたか?
私は、ちょっと迷ってしまったから。(^^;
最近は、参拝客が増えて、地元の方が案内板や幟を設置しているようだが。

この辺りは、大江山の鬼伝説がある。
猿田彦公園の看板には鬼の子がかくれんぼしているようなオブジェが。(^o^)
昔、日野日出志って恐怖漫画家の作品にこんな顔のキャラがいたような…


ベンチは鬼の足跡になってる。 


公園の前を流れる河は、宮川。
別名、五十鈴川。
伊勢と符号しますね(^o^)


皆さんも参拝してみよう!o(^o^)o