『降りしきる罪』
日々の痛みは
降りしきる罪だ
まるで雷雨の
激しい雨滴みたいな
毎夜の寂しさは
自らの罪のせい
語りかける
星屑さえない
全て抗えない
不思議な仕組み
今宵もまた
降りしきる罪だ
まるで雷雨の
激しい雨滴みたいな
※某アプリ内に書き下ろしたもの。
『日跨ぎ』
また
眠れずに
日を
跨ぐ
顔も
知らない
誰かさんと
誰かさん
言の葉
交わってゆく
寝静まった街
夜すら寝息
明くる朝を
知らなくていい
日跨ぎ共の
夜だけ続いてく
※某アプリ内に書き下ろしたもの。
『ひとりの夜が好き』
抱き締めたい
抱き締められたい
そんなひとりの
夜が好き
微笑む夜と
泣いてる夜と
抱き締めたい
抱き締められたい
そんなひとりの
夜が好きなの
※某アプリ内に書き下ろしたもの。