『22.5℃67%の冬支度』
いつもより早かった
ゴミのおじちゃん
前倒しで済んだ
シャワーとスキンケア
今夜から酷く気温が
下がるらしい
うっすらと
未だ汗ばむ身体に
シーズン初のタイツ
窮屈に麻痺側の足を通す
更に滲んだ
額の汗
僕の冬支度は
思ってたよりも
ずっとずっと
大変みたいだ
※書下ろしの思いつきなメモ落書き。
『風でいたい』
空になりたくて
憧れた時期もあった
けれども今は
風になりたい
風でいたい
そう思うのです
いつかのあなたに
微笑み返しながら
風になりたい
風でいたい
そう伝えるのです
※11/29に某所で呟き消したもの。
『雨の匂いと憂鬱と』
少し意地悪な
風だったようだね
どこか
遠くから
雨の匂いと憂鬱を
運んで来たりしてさ
少し意地悪な
風だったようだね
そこに
ある筈の
昼間の熱さえ
奪ってしまうみたい
知ってるよ
やがて夜が来てしまう
このままで
このままで
少し意地悪な
風だったようだね
どこか
遠くから
雨の匂いと憂鬱を
運んで来たりしてさ
※11/28に某所に投稿して消したもの。
『彼が歌う冬の海』
曇天の冬の海
埠頭には波が被る
灰色の背景
鳥が飛べば
綺麗なものは
何一つないと呟く
嗚呼
今私もそこに立ち
同じ景色を見てる
不思議な時を
不思議な世界で
三分半で消えゆく
淡いモノトーンの夢
※11/28に某所で呟いた後に消したもの。
『微震』
淡く揺れる
微かに揺れる
もう心すら
揺らさないのに
なんだか変なの
ちくりと痛むの
淡く揺れて
微かに揺れて
微かに痛む
ちくりと痛む
もう揺れる
心すらないのに
※11/28に某所で呟き、消したもの。