『期間限定の魔法使い』
恋心を
向けられている時のみ
その相手に対して
魔法が使える
そう
言ってしまえば
期間限定の
魔法使いの出来上がり
ちょっぴり懐かしい
あの甘酸っぱい感覚
そして思い出す
君の言葉
※某アプリ内に書いた文章を加筆修正し詩にしたもの。
『遠い日の予言』
あなたは
生き急いでいる
そのうち
事故で死んだり
大病を患って
後遺症に苦しむのよ
今は遠いあの日
あなたが言った事
果たして
本当にそうなったよ
まるで
予言だったよね
あの日の僕は
咥え煙草で
笑い飛ばしたけれど
悲しそうに俯く
あなたの横顔が
淡い記憶の中で
唯一はっきりと残る
遠いあの日の
あなたの予言は
僕の脳裏にリフレイン
今でも何度もリフレイン
※某アプリ内に書いた文章に加筆修正して詩にしたもの。