黒助~想い煩う~

 悪性リンパ腫の闘病生活と気まぐれ日記

移植片対宿主病

2013-08-23 12:31:01 | 健康・病気

day    +386    退院後37日目

昨日は血液内科と放射線治療科の受診だった。

10日ほど前からの口の中の違和感、痛み、痺れが

酷くなってきて、口角も切れてリップを塗っても治らない。

前回(2週間前)の受診の時にも診察時にGVHDではないかと

先生に聞いてみたが、まだ何とも言えないとの事だったが

昨日はまず、顎下の腫れが気になったので放射線科の

先生に聞いてみると、リンパの流れが放射線をあてた事によって

リンパの通り道が無くなっている状態なのでこの様な状態に

なるんだと言われた。確かに治療前にその様な説明を受けている。

風呂上りなどに流れを良くする為にマッサージをした方が良いと。

家内に借りた美顔ローラーでマッサージをするかな。

口腔なの事も聞いてみたら、粘膜組織の生まれ変わりが

活発に行なわれているのでしょうと言われたが

そうなのかな~って思いながら、漢方薬のツムラの29番

麦門冬湯と、うがい薬のハチアズレ顆粒を処方してもらう。

この麦門冬湯という漢方薬は薬剤師の方もお薦めらしく

飲み続けたほうが良いらしい。口腔内乾燥や唾液の出にくく

なっている方にはお薦めの漢方薬との事。

次に血液内科。まず、口腔内のことを訴えてみた。

口腔内を診て、口角も切れているしGVHDだねって!

一応カビも心配だから、そっちの薬もだすけれど

今は免疫抑制剤を飲んでいないし、ステロイドを使うにしても

今は口腔内の粘膜障害だけだし、国内で使える飲み薬は無い

ステロイド剤を飲むにしても全身的なものになってしまうので

副作用を考えればピンポイントで薬を使いたいけれど

日本には認可された薬は無いし、塗り薬にも適当なものが無い

良く行なっているのは吸入薬を使ってステロイドを口腔粘膜に

塗布する方法が一般的に行なわれているとの説明で

喘息薬のキュバール100エアゾールが処方された。

あとはジフルカンカプセルを処方されたが、カビの薬って

薬価が高いから嫌なんだよね~、なんて言ってられないので

今回はカプセルだし、一日1回だし我慢して飲もう。

ドライアイはどう?と聞かれ、市販の目薬を差していることと

目脂がひどい事を言うと次回、コンサルテーション予約で

眼科受診が組まれた。

でもさ~、GVL効果を期待して骨髄移植を受けて1年も経たずに

その効果も無く再発し放射線治療を受けて、辛い思いしている所に

今になってGVHDってどういうこと!って感じだよね、まったく。

移植している以上、死ぬまでGVHDとは縁が切れないことを

理解して覚悟はしてきたし、急性期のGVHDの辛さを忘れかけた今

また再び現われるとは思わなかった。

せっかく食欲が出てきたのに、食べられない辛さ。

口から食べる事が本当に大切で幸せな事と感謝するしかない。

昨日テレビで「チキンラーメン」の誕生秘話みたいなのを

見たけれど、衣食住の中で食が一番大切だと言っていた。

2、3週間前までは食欲も無く、食べたいとも思わなかったのが

今は空腹感も出てきて食欲も出てきたのに食べると刺激が強くて

食べ物を口に入れるのが辛いのだ。ホント何でって感じで

これでまた免疫抑制剤を使い出したら食べ物の制限も出てくるし

良い事なんて少しも無い。

けど、めげないもんね。と自分に言い聞かせる。

精神科からもらっているドグマチール。もともとは胃薬として

使われていたのだが向精神薬として今は良く使われるが

食欲が無いと先生に言ったら精神科の先生が処方して

くれたのだが、調べたら胃潰瘍や十二指腸潰瘍等に効く

薬なのにたくさんの水分で飲まないと逆に胃を悪くするらしく

それと性欲も無くなるらしい。服用しだして1ヶ月位だが

ほとんど性欲も無く、病気と加齢によるもんだと思っていたが

多少薬の影響もあったんだなぁ~と変に感心してしまった。

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