明日から新年度。
どんな一年間になるのでしょうか?
今朝は有料老人ホームで死後1週間・・・とニュースになってた。
通常の感覚から言えば、お金を払っていて施設に入っているのに
なぜ1週間も気付かなかったのか?と疑問になるのだが
私もなぜ?と感じてしまった。でも、施設と言うのは一般の方の考えるように
全てにおいて管理されていないという事でもある。
法律によって定められている事が優先になってくるので、どうしても
今回のような問題が発生するのだろう。
特に老人施設の場合、専門家で無いと分からないような仕組みが
沢山有るのだ。老人ホームも特別養護のホームと有料ホームとでは
細かな部分で異なっている。介護をするという大まかな分類では同じだが
誰が何をするという細かな仕事の分担が違ってくる事もあり
非常に利用する側も分かりにくい法整備となっていることが
今回の1週間気付かれなかった原因の根底にあるのだと思う。
ただ、人命にかかわる事だからもう少し「気遣い」ができる施設だったら
防げた事故でもあると思う。
施設側も利用者側も、その家族もお互いを尊重しあい無理難題を押し付ける
事無く、お互い様の気持ちで日本人特有のそれこそ「絆」で接していれば
良いと思うのだがなかなかそういかないのが現実ですね。
有料老人ホームは本当に利益を出さなければ倒産してしまいます。
利益を出す為にはどうするのか?を優先しますから
社会福祉法人の施設とは本当に異なります。
政治家の方々も殆んど年齢的には老人と分類され年齢となっているのだから
我が身の事として考えて欲しいですね。官僚の方達も。
財産のある方々には関係ないとお考えの方もいるでしょうが。
年金制度も介護保険制度も本当に5年先、10年先どうなっているのでしょうか?
消費税10%で財源が本当に確保されるのでしょうか?