日々、心地よく

日々の雑多なことを書いてます。

映画「15年後のラブソング」

2024-10-27 15:55:00 | 映画&ドラマ

とても面白かったです。

「あの人は今どこに?」といわれるようなかつてのミュージシャンとそれを崇拝する男性、そしてその彼女との関係を描いた作品なのですが、ミュージシャンと彼女がメールを通じて親しくなるという嘘のようなストーリーが自然に受け入れられるのは、ストーリーにもテンポにも無理がなく、落ちぶれたミュージシャン役をイーサン・ホークが上手く演じているからだと思います。


イギリスのサンドクリフという港町の風景もとっても素敵。実在する街なのかは不明ですが。


タッカーがダンカンに「タッカー・クロウです」と紹介する場面はなんか可笑しくて、声出して笑っちゃいました。


アニー、ダンカン、タッカーの3人とも実直で好感持てました。ラストも良くて。


タッカー・クロウ演じるイーサン・ホークがだんだん程よく垢抜けていく演出も見事だと思いました。


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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら

2024-09-29 17:16:00 | 映画&ドラマ
新居に引越して早々、鍵を失くしました。
状況から考えると家から15m以内で落としているのですが、どうにもこうにも見つからない。

明日、業者さんが来て鍵の交換をしてくれる事になっているのですが、それまでの間は不安なので可能な限り家を不在にしないようにしています。

失くした責任で、週末はおこもり生活となり、Amazon Prime Videoを何本か見ました。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら

これを見たきっかけは、先日の自民党総裁選スピーチで高市さんが最後のほうで語られていた、「私たちは、誰かが命がけで守ろうとした未来を生きています」というくだりに心惹かれまして、どうもそれはこの映画のことらしい(真偽のほどは不明)と知ったからです。

数行のあらすじを読み、最初の数分で(進路の三者面談の最中に百合が母に向かって「魚臭い」という辺り)ストーリーはほぼわかりました。単純でわかりやすいです。でも飽きる事なく見られたのは、ひとえに水上恒司さんの魅力に尽きます。昭和の軍人(しかもインテリ)が怖いくらいハマってました😄 福原遥さんも輝いてました。

特攻隊員の命をかけて国を守るというのが、百合の父が溺れているよその子どもを助けて自分は犠牲になったというくだりや、鶴屋食堂で魚を捌いて隊員たちに振舞うのが、百合の母がスーパーの魚売場で働いているという、タイムスリップ前の百合にとっては両親を否定的に捉えていたのを肯定する方向にうまく伏線回収してましたね。

松坂慶子さん演じるツルも、とても好感持てました。詮索も説教もせずにただただ百合を受け入れる。素晴らしい。

ただタイムスリップの描き方は単純だし、百合のピンチの場面で必ず彰が登場したりして不自然なところも多々あり、プロセスを重視する人の評価は低いかもしれませんが、2時間の映画でまとめると仕方ないんだろうと思います。

この映画の心に響くシーンはいくつかあって、私は百合がツルから彰からのプレゼントのキャラメルを受け取るシーン、百合と彰がかき氷屋で楽しく食べるシーン、千代が思いを寄せる隊員に特攻前に千代に似せた人形を渡すシーンで涙しました。

切ないけれど爽やかな気分になる、いい映画でした。






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「虎に翼」への強烈な違和感について

2024-09-12 10:17:00 | 映画&ドラマ

今日は退院後の経過観察の診察があり午前休をとりました。血液検査があるので予約時間より早めに来るように言われて、時間つぶしを兼ねて待合でこれを書いています。


コロナでリモートワークが始まってからNHK朝の連ドラを見るようになりました。面白くて次の日が楽しみなもの、途中で見るのをやめたものなどあるのですが「虎に翼」はものすごく面白くて毎朝楽しみでした。・・・前半までは。


途中からどうしちゃったのという変わりよう。LGBT擁護?啓蒙?ポリコレのプログラムなのかなこのドラマは。という感じになってきて。


今日、のどかがお付き合いしている男性を家に連れてきました。ロン毛のアーティストでした。この設定にも言いたい事はあるのですが、まあそれはさておき。


その前段で、由未が大学院を中退すると言い出したことで、寅子と航一とでちょっとした言い争いが起きていました。


そこにのどかとロン毛の男性が入ってきて、のどかが結婚するだのしないだの言い始めます。とその時、ロン毛が言ったのです。


「僕たち、結婚します!

成人の僕たちは誰の同意も必要なく結婚できるんだから」(言い回しは違うかもですが主旨はこういうことでした)


強烈な違和感と同時に込み上げる不快感。


ロン毛の言うことは正しい。

憲法で保障されている権利ですからね。


でもそれは親である寅子と航一がのどかとロン毛から許可を求められたら言えば良いセリフであって、当事者が親の前で、反対されてもいないのに自分から大声で宣言するものではないんじゃない? 


一体、誰に向けてのセリフだったんだろう?

ドラマでは誰も反応しなかったし。


視聴者に対して?

またしても啓蒙?


だとしたら余計なお世話ってやつです。

ウザすぎます。


ドラマに道徳とかポリコレを盛り込みすぎて全然面白くなくなってしまいました。残念です。



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恋は50を過ぎてから

2024-07-11 23:07:00 | 映画&ドラマ
Amazon Primeで見ました。

元はBS11開局15周年スペシャルドラマだったようです。


45分完結なのでテレワークの日の昼休みにぴったりでした。


鶴見辰吾さんはたまにTVでお見かけしてたけど鈴木杏樹さんは久しぶり。軽く見積もっても10才は若く見えます。てか昔のままです!下手すると石田ゆり子さんより若見えするのではないかしら。









鶴見辰吾さんも鈴木杏樹さんも50を過ぎてもまるで初恋のようなドキドキ感が良く出てる。二人が一緒にレストランを出るところなんて本当に素敵。


美味しい料理を食べながらワイン飲んで、共通の話題があれば、楽しいデートになるだろうなぁ❤️  


好感しかないドラマでした。

この先ずっとお付き合いするとして、男性の父親の介護とかどうするんだろうなんて先の事は考えないでおきます。


45分〜1時間完結のドラマがもっと増えるといいなと思いました。


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ドラマ エンジェルフライト 国際霊柩送還士

2024-07-09 19:24:00 | 映画&ドラマ

エンジェルフライト

国際霊柩送還士


だいぶ前にラジオで佐々涼子さんの同名の本の事を聞いてから何となく気になっていた。


ドラマは全6話。1話ずつ完結なのがうれしい。少しずつ、だけどあっという間に見終わった。


異国の地で亡くなるなんて考えて日本を出発する人は少ないだろうけど(海外から日本に来る人もしかり)、子どもたちや夫が亡くなって帰って来た事を想像すると、ドラマの中で遺族が亡くなった愛する家族に「おかえり」と言うのを聞くと毎回涙が出てしまう。


にも関わらず、自分が遺族だったら遺体を運ぶ人たちから説教めいた事を言われたらウザいだろうなと思う。なのに自分が旅先で死んで日本に運ばれるならこういう人たちに顔や身体を整えて欲しいと思ったりして。勝手な人間です。


米倉涼子さん、こういうキャラが本当にハマってる。ゲスト出演される名脇役の方々も良かったです。


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