日々、心地よく

日々の雑多なことを書いてます。

二度目の急性虫垂炎

2024-08-29 17:04:18 | 日記
今日は木曜日ですが、遡ること2日前(火曜日)に朝起きた直後からなにか調子がおかしかったのでした。

でもいつも通り家族の朝食の準備をして後片付け。その後30分ほど横になりつつ思う。今日は仕事休めなかったよなぁ。気合いで行くしかないか・・・と考えるも、だんだん痛みが脂汗となり、嘔吐がはじまり。

この症状、もしや虫垂炎⁉︎

実は半年ほど前に急性虫垂炎で入院した事があります。しかしその時は抗生物質の処方のみで手術は希望しませんでした。でもその場合は再発するかもしれないから、またおかしいなと思ったら予約なしで来て良いからねと病院の先生に言われてたっけ。

痛みはピーク時には動く事もままならないほどになり、気合い入れてももう仕事は無理。やっとの思いで、今日は病院に行くので休みますの連絡を上司と同僚に送ります。

本当に虫垂炎かも?

このまま入院になっても良いように、下着、歯磨きや化粧水セットと仕事で使うPCや充電ケーブルをバッグに入れ、タクシーを呼んで、以前の虫垂炎でお世話になった総合病院へ。

1時間半くらい待ったところで診察。前回と同じ先生でホッとしました。先生に、この間の虫垂炎と症状が似ている事を伝えて、CT、レントゲン、血液検査、尿検査を実施。

結果は果たして急性虫垂炎でした。
先生がまた抗生物質投与にするか手術で切除するか、どうしますか?と聞いてくれたので私は迷わず「手術して下さい」と。

この後、病院側で調整して頂き、今から1時間後にオペ開始ですとの事。

寝たまま3人がかりで手術着に着替えさせてもらい、麻酔科の先生が説明に来てくれましたが親父ギャグ連発!という感じで冗談しか覚えてなく(笑)緊張を紛らわせようとしてくれていたのでしょうか。

そして手術台に乗り、麻酔を入れていきますよ〜と言われてなんとなくぼーっとして来て・・・

次の瞬間は肩をトントンされて「終わりましたよ〜」。

えっ、もう終わったの?

そう、終わりましたよ〜。

ありがたいです。

この後、数時間は少しでも動いたり咳払いをしてもお腹(傷口)が痛むのと、尿の管を入れてある違和感がハンパなく慣れるまで大変でした。

でも手術が無事に終わったことに感謝です。

手術翌日はまだ麻酔が残っていたようで、いくらでも眠っていられました。PCを開くことはおろか携帯のメールやLINEすら必要最低限しか送る事ができませんでした。

今日の午後くらいから、PCに向かっての仕事モードが戻って来ました。早く復帰して仕事したいぞみたいな。まだ傷口が痛みますが、あと数日で落ち着くかな。

たかが盲腸。
されど盲腸。

昔の時代においては死んでもおかしくない病です。現代に生きて快適に医療を享受できる幸せを感じる、今年の夏の終わりでした。



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ゆうべの食卓 角田光代

2024-08-25 23:12:00 | 読書
ゆうべの食卓 角田光代

引越し準備の都合で、段ボールを置いていくスペース確保のために早々とピアノを運び出したのでピアノが弾けなくなり😂

おかげで読書が捗ります。
角田光代さんの「ゆうべの食卓」。

何の予備知識もなく読み始めたらこの本、短編集で。2編くらい読んだあたりから違和感が。。登場する人々が物分かりの良い善良な人しかいないのです。

あとがきのほうにワープしてみて腑に落ちました。オレンジページへの連載だったのですね。よく見たら本の表紙の下部にちゃんと「オレンジページ」と入っていたのに気づきませんでした💧

確かにオレンジページで、ドロドロの愛憎劇やドキドキの冒険ストーリーなどありえない😄

食べ物にまつわるお話で、ほっこりしたりちょっぴり切なくなったり幸せをお裾分けしてもらったり、読後爽やかな気分になりました。

今回主人公の脇役の人が次のストーリーでは主役になっているのも面白い。

多忙な女性の話の中で、ミールキットを自分で作って冷凍しておくくだりがあって、何だか参考になりました。平日はいつもヨシケイの宅配を利用しているのですが、使い勝手が悪いなぁと思う事が割とあるので、今度自分でミールキットを準備してみようかと思いました。

実は私にはこれがこの本を読んでのいちばんの収穫だったという😄




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ホーチミン旅行 締めくくり

2024-08-24 00:18:13 | 日記
先々週末から10連休の夏休みでした。
今週の火曜日から再び仕事が始まり、瞬く間に慌ただしい日常に戻りました。

備忘録も兼ねて、ホーチミンについて旅行記で書かなかった事を記したいと思います。

まずは食べ物・飲み物😋
こちらはホーチミン在住で人気ブロガー/ちぇりさんのおすすめのカフェ・The Old Compassでの遅めのランチ。



ベトナム料理ですが、まず米が主食というのが落ち着けました。胃にすーっと入るというか。自分にはバインミーよりも米麺やご飯のほうが美味しく感じました。

お米は長粒種がメインですが、ジャポニカ米もスーパーで日本のほぼ半額で売っていました。

ベトナムコーヒーは合計3回飲みましたが、ちぇりさんが連れて行ってくれたカフェがダントツで美味しかったです。



ベトナムコーヒーの虜になり、現地でコンデンスミルクの大きめの缶とベトナムコーヒー(粉)を買ってきて、帰国日から早速家で作っています。

ドリップするもの(Phinと呼ぶそうです)は来月の新居に転居後に買おうと考えています。

お次にビール。
ビールはベトナムではグラスに氷を入れて飲むそうです。
そういえばタイでも同じ事をやってました。
日本のビールとは違ってドライではなく、お味薄めかなと思いました。水代わりに飲む感じでしょうか。




ホテルの冷蔵庫(無料)にあり部屋で飲んだビアサイゴン。
泡が多くなっちゃってます💧

スーパーで買って部屋で飲んだ333。
これも泡多め。



こちらはシンガポールのタイガービール。
これもホテルのサービス。



帰国日にホーチミンのアシアナラウンジで頂いたビアルビー。深夜便で疲れてたからか、温度がぬるめだったからか?あまり美味しく感じませんでした。


次はお金です。
単位がデカすぎて頭の中で日本円換算する時は下3桁の0をとってから5倍しました。
地味に面倒でしたが、コインがないのは良かったです。




紙幣に描かれている人は全てホー・チ・ミン。
全部の紙幣が同じ人なんですね。

そしてバイクの多さに目を見張りました。
バンコクも昔はこんな感じだったと記憶しています。
ベトナムも更なる経済発展でバイクから車にシフトして行くのでしょうか。
ガイドさんは、道路の幅が自動車を想定していないので自動車が走りづらいと言っていましたが・・

高島屋の地下パーキング。
圧倒的にバイクが多いです🛵




若い男の子はバイクを持ってないと彼女ができないとガイドさんが言ってました😄

食べ物が美味しくて雑貨屋さん巡りも楽しいホーチミン。再訪します。
ダナンやハノイにも行ってみたいです🇻🇳

最後に。
今はうちの近くのチェーンの飲食店でもベトナムの方と思われる人たちをよく見かけます。名札に書かれているお名前からの推測です。

ベトナムの方に限らずコンビニや飲食店で働いている人たちを見るたびに日本はもはや外国人の労働者無くしては成り立たないんだろうなと感じます。ありがたい事です。

でもこのまま日本がどんどん貧乏になっていっても引き続き日本に留まって働いてくれるんだろうか、、、なんて考えてしまいます。








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失恋カレンダー 林真理子

2024-08-19 00:18:00 | 読書
失恋カレンダー 林真理子

旅に出るといつもより本を読めるので、いつも何冊か持参しています。帰りの飛行機の中で読みました。

林さんの作品はほぼ読んでいる(はず)のですが、そういえば失恋カレンダーはまだ読んでいませんでした。旅行の少し前に古本屋でこれを見つけて即買い。

内容的に読者は当時20代前半〜中頃の女性だったのかな。自分よりだいたい7-8才くらい上の方々でしょうか。高校生の私から見た大学生、社会人の女性は憧れの存在でした。バブルという事もあってかとても華やいで見えて。

当時の大学生やOL(今や死語)の、携帯はなく家電(いえでん)を使う・ディスコに行く・クリスマスをロマンティックに過ごすなど、そういえばそうだったなと懐かしく。

もしも失恋カレンダーが現代バージョンになったらと考えると、半分以上話が成り立たないような気がします。そのくらい時が経ったという事ですね。いろいろな意味で。

この本は林さんの中では初期の作品という事になるのでしょうが、林さん独特の感情の機微の描き方は明確に存在していて、林真理子ワールドを楽しめました😌


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ベトナム・ホーチミンへの旅③ クチトンネルとメコンクルーズ

2024-08-16 06:39:43 | 旅行
今日はクチトンネルとメコン川クルーズで7:30に出発です。

ホーチミンは今は雨季だそうですが今日も良く晴れています。滞在中晴天なのがありがたい。


朝のホーチミン、バイクの多さに圧倒されます。
ベトナム人ガイドさんによると、ベトナムでは他の物に比べて車はとても高いのでお金がある人しか買えないそうです。そして車を持つとドライバーを雇うんだとか。

そうだろうなぁ。ホーチミンで車を運転するには日本の数倍のエネルギーが必要だろうな・・

車窓の風景が都会から農村になり、1時間45分くらいでクチトンネルに到着。
このトンネルは、ベトナム戦争時に反米の組織(南ベトナム解放民族戦線/略してベトコン)が掘った、総長200キロの地下トンネルです。

間口がめちゃ小さいけれどそれもそのはず。
体が大きなアメリカ人が入れないようにあえて小さくしたんだとか。息子がトライしました。




観光客向けに出入口を広げたトンネルもありこちらはみんなで入ってみます。ひとつのトンネルですが長さは何種類かあって好きな長さを選べます。
私は最短の20m、他の3人は最長の100mを歩きます。


中腰でないと進むことができません。
暑いし暗い。
20mしか歩いていない私が言うのもおこがましいのですが、過酷な環境だったのがよく分かります。

また、圧倒的な軍事力を持つアメリカに対峙ために様々な武器を手作りしていたようで、種々のわなが展示されていました。






見学が終わり、当時の食料だったという蒸したキャッサバ芋を頂きます。
さっぱりしたさつまいものようなお味と触感。試食だけなら美味しいけど来る日も来る日もこればかり食べていたら飽きるでしょうね。


キャッサバ芋は木の根の部分だそうで、笹の葉のような葉っぱはお茶にして飲むそうです。
こちらがキャッサバ。


さて、クチを後にしてミトーに向かいます。


今回の旅で驚いたことナンバーワン。
田んぼの真ん中にお墓があるのです。


当たり前のように田んぼの真ん中にお墓。

ガイドさんによると、ベトナムのお墓はひとりにつきひとつで基本は土葬。田舎では自分の家の庭にもお墓を作る人もいるそうです。それにより、自分たちを守ってくれると考えるとか。
※ホーチミンではそのような事は出来ないそうです。

ミトーに近づきベトナム料理の昼食です。



風船餅。
スタッフの方がはさみで切ってくれました。

象耳魚の唐揚げ。
白身の川魚。
これをライスペーパーで巻いてレタスや春雨と一緒に食べます。


米粉のヌードルスープ。
割とこってりしたお味でした。


魚のすり身の揚げ物。
串がレモングラスでいい香りがしました。
私はこれがいちばん気に入りました。


スイカジュース。

他にチャーハンと豚の串焼き、デザートにスイカとパイナップルがありました。
お腹いっぱい。ごちそうさまでした。

車で船着き場に来ました。
ここから麒麟島という、手漕ぎボートが体験できる島に渡ります。






この辺りの川幅は2kmあり、その中に人が住んでいる4つの島があるそうで、島の名前はそれぞれ

・麒麟
・鳳凰
・亀
・龍

との事。四神獣と麒麟を島の名前につけるあたり、ベトナムは中国文化の影響がとても強いんだと改めて感じます。



麒麟島に入ってすぐにミツバチおばさんが!


ミツバチなので刺さないらしいけど蜂がたくさんブンブンしてるとさすがに緊張します。


はちみつ入りのお茶を頂きます。
ローヤルゼリーとはちみつを勧められて夫がハチミツを買いました。


島の中をゆるゆると歩きます。
ココナツ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、龍眼、バナナなど色々な木がありました。

ココナツキャンディーの手作りを見学したり無形文化財だという歌を聞いて、待ちに待った手漕ぎボート乗船です。



下手に動くとひっくり返りそうです。


漕いでいる人はこの島の住民で、アルバイトでやっているそうですが、狭い川を順調に進んで行きます。


10分くらい(たぶん)の貴重な体験でした。

船着き場に戻るボートでココナツジュースを頂きました。



このジュースに限らず他の場所で頂くフルーツやドリンクもそうですが、こちらではほぼ常温で出されるので日本の感覚だと生ぬるいのですが、ベトナムでは常温が当たり前なのでしょう。身体を冷やさないという点では良いですね。

この後、ホーチミンへの帰りの車では爆睡しました。

天気も良く色々な体験が出来て有意義な一日でした。










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