家に来たのはバトルオブブリテンセットだったので、大箱にバラ詰め状態。従って、なんとなくハリケーンのオマケのような気分で舐めて取り掛かったが、さすが本来一国一城の主、自分専用の箱に入って売られているだけあって結構凝った造りで楽しめた。
初期、後期２タイプ、幌掛け、幌なし、ボンネット/テールゲート開閉と選ぶ所がたくさん有るので、優柔不断だと、えーい、もう２，３台行ってまうか、となるかもしれない。幸い、手にしたのは初期型の組説だけだったので不良在庫は増えなかった。良かった。
基本、板組なのでそのように角々を確かめながらの作業になるがドキッとするような隙間、歪みは無かった。３分割になった幌も軽く成型するだけでそれらしく出来る。塗りは組説通りにした。と言うのも、前から見るとどっかで見たことあるかなー程度の馴染みしかないトラックだし４０年ころの塗りも良く分からなかったからだ。お馴染みのアース系、ミッキーマウス系、オリーブドラブは年代が新しい、と言っても２，３年、ようだ。
このトラック、模型を手にして初めて全容を知ったようなもの。しかし、LRDGだけかと思っていた簡素なウインドシールドが堂々と付いているし、フルオープンの運転席、ドアの代わりにキャンパス。けっして温暖ではない英国本土でこれを使うのは相当根性無いとつらそうだ。まー、だから早々に一応の密閉キャブにしてドアだけは金属にしたのかもしれない。で、この模型結構気に入っている次第。作っていて楽しかった。
