エデュアルドのキャメル。古くは、レベルの72、28と随分昔から馴染みのある複葉機なのだが、実機の事はほとんど知らなかった。まー、それほどの有名機なのだが余りに無知なのは気分が良くないので手頃な資料をと捜したが、ヴァンガード本しか見つからず購入。なるほど、癖は強かったがつぶしの効く機体だったようだ。
これも、新し目の製品なので組みやすい部類に入ると思う。ばらばらの翼間支柱には少したじろいだが特に調整しなくてもきちんと収まるのはさすがだ。なんて、あっさり組んだような書きぶりだが、部分毎に仕上げながら組んでいくかったるさ、張り線の穴開け、固定など、辛気臭い事おびただしい都合、飽きては放置で2年位はかかった。
箱絵の機体で、多分リヒトフォーヘンを撃墜したとされるブラウンのそれ。思っていたより大柄で、へー。上翼が高く視界もよさそう。なるほどなるほど、と本に書いて有る事をたどりながら出来上がった機体をめでるのも模型の楽しみだな。海軍では着艦してみたり、爆弾を落としてみたり、機銃を増やして地上攻撃してみたりと、有名になるにはそれなりの理由が有ったようだが、何より恰好良いよこの飛行機。