東部戦線で苦労してきたドイツ戦車とやりあうには攻守共に役不足なM4戦車。せめて、パンチだけは強い駆逐戦車をとM10が開発されたが既に力不足。前線に近い英国はこれは駄目だと自前の17lbs砲を無理やりM4系に載せた。これがファイアフライとアキュリ-ズ。砲身が長いせいか非常に格好がよろしいし、使い出のある兵器となったそうだ。マーリンをP51に載せたら大化けしたストーリーと似ているな。
アカデミーのアキュリーズはAFVクラブのそれより形が良いのだが、砲が17lbsになっているものの基本的に貸借協定で貸与されたM10仕様だ。だから、Mk2cにするため古いアーマーモデリングの記事を参考にして表(外観)と裏(砲塔の中)をそれらしく変更した。が、こことここを変えたと説明が無い限り良く判らない、悲しいね。でも、キットのままだとこの姿にはならないのでそこの所はよろしく。
マーキングも手持ちデカールの寄せ集めだが、一応近衛師団の車両になっている。(実はシリアルNoだけはいかんともし難く、違う。黙っていれば判らない事でもある。)
物入れの少ない米国製戦車の特徴は括り付けられた荷物だ。丁度外形を修正しきれずに投げ出したAFVクラブ用に買ってあったレジンパーツが有ったの流用した。米軍仕様なので水筒などは削り落とし英軍の物に取り替えたがさすがにフィットは良いし質感も上質だ。ちょっと足りないので英軍用の荷物を買ってしまったが、思っていたよりたくさん来たので滞っていた車両たちが日の目を見そうだ。
長い砲身のカウンターシェイド迷彩も模型映えする所だ。次は以前に作ったファイアフライ。