主役はハリケーンの製品なのに、つい添え物にかまけてしまっている。
平均身長36mm(組説に有り。実寸1.73m)のフィギュアー達。濃いめのモールド、故比較的塗り易いかもしれない。貧乏性なのとハンブロール水性が気になっていたことも相まって、おまけの塗料で塗ってみた。適当に薄めて筆で塗るのは問題ないし、水性だからシンナーとは無縁、乾くのはエナメルより早い、色付きも良い。ただ、エナメルと番号は同じだから、同じ色とはいかないようで、物によっては微妙以上に色味が違う。まー当たり前だな。使い勝手はファレホに似ている。従って、飛行機とか自動車の外装に使うのはそれなりの工夫と慣れが必要なはず。と言うか、吹き付けるならクレオスとかタミヤがずーっと扱いやすそうだ。給油車、運搬車、圧搾空気車も付いてくる。あー、二人程混ざっているドイツ人はプライザーさんとモノグラムさん、大きさを見ていたもの。さて、エアのが大きい、大きく見えるのか他が小さい、細身なのか。確かに顔はでかいな。
一番気に入ったのは「犬」。二回り程大き目だが、我が家にいたスパニエル犬に似ていたので同じ色にしてやった。
同梱の自動車たち。アルビオン燃料補給車。同社1/76の車両と同じく板組の車体なのだが精度は良いのでちゃんと四角くなる。アルビオンについてはカバさんが簡潔に説明してくれている。http://kabanos.cocolog-nifty.com/blog/
ベッドフォードMWDは43年型(金属キャブ)とのコンバーチブルだが、バトルオブブリテンセットなので旧型のみの作り方しか入っていない。こっちは運転席の前側とボンネット、フェンダーの組み合わせに調整(削り合わせ)が必要だった。素材が柔らかいので削り過ぎが心配だが、ささっと加工は終わる。それにしても40年当時のこれは、荷馬車にエンジン乗せた風のトラックだな。
両車とも40年頃のカーキグリーンNo.3とダークグリーンNo.4の雲形迷彩。一応、ハンブロール近似色の指示が有るので素直に従うつもりだ。尚、茶色系(含むミッキーマウス)になるのは43年以降、オリーブドラブは44年以降。更にこの手の車両はめったに塗り替えられなかったので古い姿にしておけば、まず間違いは起こらないはずだ。