久しぶりにハセのA-4Fが作りたくなり、垂直尾翼を薄くしていたら、あれハンプバックが無い。早速頼りの綱の友人に不要部品を無心はしたが「どっかに有ったはず、探してみるか。」と言う事でしばし待ちの姿勢。
手持ち無沙汰だし、スカイホーク製作のリハビリも必要かと引っ張り出したのがフジミのTA-4。30年以上前の製品だが、多分ファーストロットなのでモールドはいまでも通用するレベル。アレスティングフックの細さには驚かされる(油断してるとすぐ折れる)。組立はさすがに当時の水準。立派なのは開閉キャノピーが準備されている所だが、閉めるとなると結構合いが悪く、開けた方が楽だろう。そうそう、横から見るとキャノピー後ろのフェアリングがちょっと膨れすぎ、後頭部飛び出し気味、に見えたので少し削ってなだらかにしてやった。当然デカールは、最近のブリファンのそれとは違い、時代物で発色悪いしなんか微妙。さすがに国籍マークとか流用出来る所はマイクロに換えたが、アンチグレア、胴体の帯など、ほとんどデカールで済ませた。ちょっとだるいけれど、貼れただけめっけもんだと思う。白く塗って、デカール貼ってで、お手軽ね、で始めたのは内緒。
久しぶりのA-4,結構模型的にハードル高いのだな。主翼のボーテクスジェネレーター、モールドは良いのだがここにデカール貼るのは大変。地上で降りてるスラットのレールは特に72だとすぐ折ってしまい(私だけかもしれないが。)再生は面倒。後、インテイクの赤塗りが面倒(胴体側はデカールを貼った)。巷では下半身太り過ぎと言われているが、さほど気にする程の肥満では無いと思う。
72は小さいので気を使う所が違い、苦戦した。細かな塗り分けは難しいし。ドタバタしている内に風防にヒビが入ったりで散々だったが出来るとなかなか良い雰囲気に仕上がったが、真っ白な機体を撮るのは難しい。グレーのライナーペン、0.05mmで軽く墨入れしたつもりなのだが、飛んでしまう。
まだ我が家にはB,C,Eと3機寝ているから何とかしてやりたいとは思うが、これ作るならハセの垂直尾翼薄くする方が楽なようにも思える。でも置き場所考えると------。そう言えば。もうこのシリーズは絶版なのか。A-6,A-7と手頃なキットだったのに残念だ。