更にもう一度、CMOSカメラで木星と土星を試写しました。
8月9日晴れ。天気予報では夜一時雨でしたが、予報外れで晴れました。8/5試写した時よりも木星と土星が明るく輝いています。
CMOSカメラで試写するチャンスと思い、夜入浴後、庭へ20cmドブソニアン望遠鏡を準備しました。
ドブソニアン望遠鏡のアラインメントなしで方向磁石で北方向合わせしました。月・惑星の観察・撮影はこれで十分に追尾してくれます。先日(8/5)の試写で確認できました。
今回はキャプチャエリアの撮影画素数をどこまで減らしてよいかの試験撮影です。
撮影画素数800×600、640×480等で木星と土星を試写してみました。640×480の場合はNEXIMAGE5カメラの時の像の大きさに近くなりました。像が大きくなりますと、カメラの視野が狭くなりパソコンモニター内に木星や土星が納まっている時間が短くなります。
1回の動画撮影時間は500コマに設定して試写しました。同じ条件で数回動画撮影を繰り返しました。
試写した写真2コマを添付します。
キャプチャエリア640×480の少ない撮影画素数とコマ数でも木星と土星の表面模様が意外ときれいに写っています。
ASI290MCカメラの性能には驚かされます。本当に木星と土星の表面を簡単にきれいに描写してくれます。
カメラの違いでこんなにも写りが異なるとはビックリです。このASI290MCカメラを購入して良かったようです。
この動画カメラを使いこなせるよう更に撮影しようと思います。
①木星の試写
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2020年8月9日21時53分
露出25.9ms×250/500フレーム×2コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN200 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元有)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温28℃ ※キャプチャエリア640×480
②土星の試写
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2020年8月9日22時26分
露出89ms×250/500フレーム×3コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN250 動画撮影
他データは①と同じ ※キャプチャエリア640×480