あしたへの糧

週末のできごとを中心に書き綴ります

秋霧谷(祖母傾山系)

2021年07月17日 | 沢登りのこと
2021年7月10日(土)
 
雨が降る宮崎市内、ミドリマンさんと二人で高千穂を目指して出発した。
岩戸温泉に立ち寄って、予定どおり17時前に今夜の宿に到着。
 
今回は、宮崎県民を対象とした宿泊割引、ジモ・ミヤ・タビキャンペーンを使って前泊して翌日沢登りをする計画。
 
宿泊したゲストハウスいわとは、沢部メンバーのKさんの会社がやっている宿ということで、今回も部屋の中で炭火焼ができる囲炉裏小屋を用意してもらった。
「今夜は9時お開き!」と宣言して宴開始♪ 
 
ところが、あっという間に9時が来て、次に気が付いたときはもう0時前。まあ想定内だったけど。
翌日に備えて日付が変わる前に強制終了して寝た。
 
 
 
 
 
翌朝、雲の合間から青空が見えている。いい沢日和になりそう♪
今日行く沢は祖母傾山系の大分県側の斜面を流れる秋霧谷。この斜面にはたくさんの沢があるからこの先も当分楽しめる。
 
 
 
 
8時15分に尾平を出発。しばらく登山道を歩いて8時40分に秋霧谷に入渓。
 
 
 
 
しばらく変化の乏しい沢歩きが続いた後、徐々に岩を乗っ越しながら登る場面が増え始めた。今日の水は冷たくない!
 
倒木に塞がれていた滝で、滝横の泥付きの岩を登る。途中に根を張っている親指太さほどの1本の木が手足の頼り(汗)
上でミドリマンさんがビレイしてくれているけど、「ビレイOK!」と言った後「折れた!ちょっとストップ!」とか叫んでいる。ビレイの信用できんわ(笑)
 
 
全員無事にクリア。沢登りは沢よりも高巻きの方が危ないことが多い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
標高750メートルで大きなナメが出現した。癒しもある渓。綺麗♪
 
 
 
 
ナメが終わった所からが登攀の醍醐味始まった。登れる滝が連続する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
標高900メートルにあるこの沢一番の滝。
 
 
 
 
 
登ってみるとしっかり階段になっているので難しくない。ただ中高年が沢で事故を、しかもこんな時期にしようものなら世間から大バッシングを受けることは必至なので、しっかりロープで確保して登る。
 
 
 
 
 
初見のトップで登るのは状態が分からないし、絶対落ちれないからしびれるねー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
標高1010メートル。この滝が意外に悪かった。逆層で少しかぶり気味でヌメッた岩がいやらしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
標高1100メートルで水が枯れたので左の尾根を辿って稜線を目指す。稜線まで標高差約300メートル。この脱渓がこの沢一番の核心かも。
12時ちょうど息絶えだえで稜線の登山道に出た。
 
 
 
 
最後にハプニング。
尾平トンネルにデポしておいた僕の車のカギを入渓口に置いたKさんの車の中に置いてきてしまった! ゴメンナサイ!
Kさんに尾平越を駆け下って車の回収に行ってもらうことなってしまった。Kさんほんとに申し訳ありません。
 
Kさんが息切らしている間、果報を寝て待つミドリマンさん
 

沢登り/栂谷(宮崎県高千穂町)

2020年08月27日 | 沢登りのこと

2020年8月23日(日)

 

今年の夏は、キャンプして翌日沢登りという週末がすっかりパターン化しました。

というわけで、前回のデジャヴのような内容になるけど一応書いとこ。

 

 

土曜日の14時半にミドリマンさんの家に集合。今回は沢部メンバーのBさんも参加します。

ここでBさんがヘルメットを忘れるというハプニング発生。(これが後々の序章となることに…)

幸い近頃、ミドリマンさんがヘルメットを新調したばかりで2個持ってたので、事なきを得て高千穂に向けてGO

途中、雨が降ってきたけど夕方には止むはず。

 

高千穂でKさんと合流して、今夜の前夜祭会場「上岩戸ふれあい公園」に向かいます。

 

こんな空模様の中、公園にほかの利用者がいるはずもなく、我々だけの貸切です。雨をしのげる東屋があってすぐに近くには水洗トイレも。周辺に人家はないし最高の場所です。料金は一人100円

 

炭火を熾したりしてプシュッとする頃には雨が止みました。

 

 

 

ここで第2のハプニング発生!

ミドリマンさんが車の荷台から薪を下しているときに腰に衝撃が走ったそうな。ギックリ腰! 以降、ミドリマンさんは原人のように腰をかがめて「イタタタタ」と言いながら動き回る羽目に。明日は大丈夫かー?!

 

Bさんは宮崎牛に関わる仕事しているので、こんな場に似つかわしくない高級肉を持って来てくれました。ほかに一般には流通していないという牛のコメカミの肉とかも。

いやー、こんな肉食べるのは前回Bさんに会ったとき以来ですわ(笑)

 

 

 

 

お腹を見たしたら焚火の横に移動して2次会。寝たのは日付が変わるちょっと前でした。

 

 


 

日曜日、5時半に起床。

青空です。ただ午後からは雨の予報。ミドリマンさんの腰もなんとかなるだろうってことで、うどん食べて出発。

 

 

 

 

今日、遡行する栂谷は土呂久川の上流で祖母傾山系の障子岳に突き上げる谷になります。

 

入渓場所に着いて支度をしていた時、なんと第3のハプニング!!

ミドリマンさんがハーネスを忘れてきたそうな。しかもハーネスにぶら下げているATCをはじめガチャ類一式ともども。前向きに考えるならギックリ腰には優しいと言えるけど…

 

 

 

 

沢の脇にある登山道を進んで、すぐの所にある大滝を巻いた所から入渓します。

 

 

 

 

地形図を見た感じではあまり急傾斜ではないこともあって、正直、派手なアトラクションはあまり期待してない沢でした。

 

 

 

ところが、渓相も美しいし適度な間隔で小滝があってなかなか楽しめる沢です。

 

 

 

 

ロープを使う滝もいくつかあったりして、沢登りの入門ルートに最適かも。

ここでまたまたまたハプニング!! この滝をリードし終えて下を覗き込むと、BさんとKさんが交互に滝壺に潜ってます。さては何かを落としたんだなてことは分かったけど、それが何なのかここからは分かりません。

 

 

 

全員、登って来たところで聞くと、BさんがATCを落として結局見つからなかったらしい。これで4人パーティー中1人がハーネスなし、2人がビレイデバイスなし、さらに1人はギックリ腰という沢登りをするのには不安のある状況になってしまいました。

 

まあ、代用できる物はあるのでそのまま遡行を続けますw

 

 

 

 

突っ張りにピッタリサイズの10メートルのチムニー滝。ヌメってないからラバーソールがバチ効きです。今シーズンから愛用しだした綿100%の5本撚り軍手もいい仕事します。

 

 

 

 

このあと30メートル滝に突き当たりました。右に巻くか左に巻くか迷った末に左へ。顕著な踏み跡(けもの道?)らしき道をたどって進むと落ち口の2メートルほど下に出ました。

この先進むための選択は滝の流れの中に足を突っ込むか水際の垂直の岩壁をよじ登るか😱

ここが地上1メートルの場所ならどっちでも行ける感じだけど、何せここは地上30メートル! 真下に滝壺が小さく見えている状況ではどっちを選択する勇気もありません。

結局、引き返して別ルートを探すことに。

 

 

 

 

懸垂下降でどうにか沢に降りれそうな場所を見つけたけど、ギックリ腰や装備不足なんかで準備万端でない状況でこのまま無理して進むのはどうか!? 空からは小雨がポツポツと落ちてき出して遠くの空からは雷鳴も。

今日はどうも流れが悪い!ということで、まだ時間は早いけど潔く諦めて、今日の遡行はここで終了。

 

またそのうちにリピートして、次はさらに上流部まで楽しみたいと思います。


くまが谷(大分県豊後大野市)/沢登り

2020年08月14日 | 沢登りのこと

2020年8月9日(日)

 

またまた沢登りです。3週連続

ホントは、山の日との連休を利用して、沢中泊でべにがら谷に行くはずでしたが、残念なことに日曜日の午後から天気が崩れるという予報が出てしまいました。雨の中のタープ泊もいとわないほど本気の沢屋ではないので、日帰りで行ける「くまが谷」に変更です。

くまが谷は、祖母傾山系の本谷山から奥岳川に注ぐ谷です。今回はここの右沢右俣を遡行しました。

 

 

 

 

 

 

メンバーは、今回もミドリマンさんKさん。まずはいつものとおり前日入りして入渓地近くで前夜祭。もう毎週同じことやってるから各自持って来る物も心得ているし、会場設営だってあっという間に終わって乾杯

 

 

 

 

感動したのは頭上の星。光源がまったくない山奥だから天の川もはっきり見えるくらいに無数の星が輝いていました。

 

 

 

ミドリマンさんのハイエースで就寝。すると夜中、手先、足先が異常に痒くて目が覚めました。隣のミドリマンさんはぐーすか寝てるので蚊ではなさそう。

蕁麻疹か? 何が当たった? 最後に食べた一度も洗ったことがないフライパン(←ミドリマンさん持参)で炒めた豚肉に違いない!

こんな状況であまり眠れないまま朝。

 

車の室内灯を点けると、なんとたくさんのヤブ蚊が飛びまわってます。こいつら羽音を立てないんですね。

刺されまくりました(泣) 一方で、ミドリマンさんはぜんぜん刺されなかったというから不思議。

 


 

カレーを食べて、尾平トンネルに車一台をデポしに行ってから行動開始です。

 

民家の庭先を通り過ぎた奥から入渓。

 

 

 

 

堰堤を2つ越えると本格的な沢の様相になりました。

 

 

 

 

しばらくゴーロを歩くと、ポツポツと小滝が出てき始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはまずミドリマンさんがフリーで突破しようとしたけど信用できるスタンスが見つからなくてダメ。交代したKさんがアブミを使って突破します。沢登りは誰か一人が突破すれば全員先に進めます。逆に誰も突破できないと敗退して高巻くしかなくなります。

 

 

 

 

ここは簡単だけど高度感があります。ちなみにこの沢の岩はヌメってて、ときどき地雷のようにとてもスベル岩があるから気を抜けません。

 

 

 

 

 

 

 

 

高さのある滝もホールド、スタンスがあるからほとんど登れて面白い! 滑るのがちょっと難点

 

 

 

 

いつもは軽々と岩を乗っ越して進むKさんだけど、今日はあまりその軽やかさがありません。初めて経験する滑る岩にちょっと苦戦気味のよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の核心は、標高1100メートルくらいにあった20メートルくらいの滝でした。

滝の中段まではシャワーで登って来れたもののここから上に行くルートを見つけられません。水芯を登るのは水圧に負けそうだから多分無理、直上の水ぎわはヌメっている岩が怖い、右岸の壁は立ってるし地面がもろそう。

懸垂で降るという案もあったけど、ここは右岸の壁を登ることを選択。

 

 

 

 

本来僕はビビリの性分なんだけど、どうしてかこういうときにヤル気出しちゃうんですよねー ということでリードすることに。

 

まず岩のカンテを乗っ越してから真っすぐ上へ。地面は岩の上に柔らかい土が乗っかってるだけで不安定です。こんな所で背中スースーはあまり気分のいいもんじゃない。

行き詰まった所で早く支点を取って精神的に楽になりたくて、岩の隙間にカムを入れるけどすっぽ抜けてなかなか決まりません。4、5回やってるとようやく決まった!(ような感じががしました) これでひとまずは安心。たぶん

次は泥壁のトラバース。泥壁にロカのピック⛏を打ち込んで確保しながら少しずつ進んで、ようやく安全地帯に脱出。ホッ

 

 

 

 

残る2人も後に続いて無事に3人とも突破できました。

 

 

 

 

谷の水が枯れたら稜線を目指して詰めの登り。藪漕ぎはなかったけど、さっきまで寒かったのとは正反対に汗が吹き出します。

ヒイヒイ言いながら稜線に出ると、祖母山の上にはもう雨が降ってるんじゃないかというような黒い雲が覆い被さっていましたが、どうにか降り出す前に尾平トンネルに戻り着くことができました。

 

 


沢登り/山之口谷(宮崎県西米良村)

2020年08月10日 | 沢登りのこと

2020年8月2日(日)

ようやく梅雨が明けて安定した晴天が続くようになりました。気温もぐんぐん上がっています。

だったらやっぱり沢登りでしょう!ということで先週に引き続いて今週も行ってきました。

 

前日の16時に西米良村に集合しようということで、まずはそれまでの時間、渓流釣りしようと朝5時に自宅を出発。

目的の渓に着くと先行者はいないみたい。ホッ

「梅雨明け後初めての週末だし最近入渓した釣り人がいなければ期待できるかも」

 

 

 

 

しかし、ルアーを追いかけては来るヤマメはいるもののの動きがふわーっとしていて鈍く一気に食いつこうとするヤル気がありません。たまに掛かっても食いが浅いからフッキング外れが多い。

それでも3時間ほど釣り上がって最低限のノルマ(塩焼サイズ3匹)はキープできました。1匹は25センチオーバーの良形

 

 


 

16時。沢部メンバーと合流してあらかじめGoogleアースで目星を付けておいた前夜祭ができそうな場所に移動。

今日のメンバーも先週と同じ、ミドリマンさんKさん

 

 

 

 

部長命令を守って、どうにか焼き網にヤマメ3匹を乗っけることができました。

 

 

 

 

ここからはいつもどおりそれぞれが持ち寄った物を食い散らかして、飲み散らかして、それと部長が喋り散らかして(笑)。気が付いたら「あっもうこんな時間」というパターン。

 

 

 

 

ただ、明日の沢は少々厳しめのところなので、自制して日付が変わらないうちにお開きとなりました。

 


 

 

山之口谷は、宮崎県と熊本県にまたがる市房山の東斜面を流れる谷です。入渓地点から源頭部まで水平距離2000メートルながら標高差は1000メートルあり、最初から最後までほぼ滝。「流れる」というより「流れ落ちる」と言う表現の方がしっくりくる谷です。

 

 

 

 

水神様にお神酒を上げてから入渓します。神様に全部あげてしまったKさんを見て、味見を期待していたミドリマンさんの目が泳いでた(笑)

 

 

 

 

10分ほどゴーロ歩きが続いて一つ目の小滝。そして、いよいよここから滝登り区間の始まりです。この谷は岩がぜんぜんヌメってなくて、しかも岩のホールドとスタンスがしっかりとしてるから登りやすい。ラバーソールのグリップがバチッと決まるだけで自信もって水心に足を置けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

とは言え、少々高さがある所はちゃんとロープ出して安全を確保。我ら3人オッサンクライマーなんで年甲斐のない無茶はしませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間半ほど遡行して百間滝(大滝)に到着しました。高さは100メートルとか。滝好きの人たちの間ではそれなりに知られた滝みたいです。ここは右を高巻くか左を高巻くか。右の壁(左岸)に滝に沿ってルンゼっぽいものが見えるのでここを登ることにしました。

 

 

 

 

ところが、取り付いてみると地面はズルズルで斜面は切り立っており滝より危ない。木の根を掴みながらのモンキークライムで進める方向に進めば進むほど悪い足場の状況に追い込まれていきます。そんな状況からどうにか脱出して最後は2回の懸垂下降で谷に戻って来れました。

 

 

 

 

やっとの思いで谷に下り立ったのに目の前にはまた滝。3人でそれぞれ持ち味を出しながら滝を攻略して登ってきます。これぞ沢登りの醍醐味!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が担当した(?)滝はこちら。下から見た感じと登った感じとではぜんぜん違います。高さの恐怖心があるから普通なら足を置けるような岩にもためらって一歩が踏み出せなかったりします。

 

 

 

 

3人で協力しながら目の前に立ちはだかる難敵を攻略していくゲーム性の高い遊び。

 

 

 

 

 

 

 

 

登っても登っても次から次に出現する滝。もう笑ってしまうくらい。

 

 

 

そろそろ稜線に近づいてきたのにまだ水は枯れることなく最後の最後まで滝です。もうお腹いっぱい

 

 

 

 

 

 

 

 

わずかばかりの枯れ谷をツメたらようやく藪突入。藪をかき分けて進んで視界が開けたアセビの群落に出ました。遡行終了です。ほぼ真下に入渓地点の一ツ瀬川が見えています。いやースゴイ急な谷でした。写真背後の山は石堂山

 

 

 

 

今週も充実した週末でした。さて、次はどこの沢にいきましょうか?

 


サマン谷(祖母傾山系)

2020年07月26日 | 沢登りのこと

2020年7月23日(金)

ようやく今年一発目の沢登りに行くことができました。先月から計画する度に雨ばっかりで・・・。

行けたと言っても本当ならこの連休は沢中泊で遡行する計画だったのに、また天気が怪しくなって、二転三転した挙句、23日の午前中だけは何とか雨は降らなさそうってことで、祖母傾山系のサマン谷に決まりました。半日で登れる初級の沢です。

 

 

 

6時に宮崎市内をミドリマンさんと出発して高千穂町でKさんと合流。尾平の駐車場に8時半に到着して9時ちょうどに行動開始です。

 

 

 

黄色い吊り橋から入渓します。長雨の影響で水量が少しは多いのかと思っていたけど多くはありません。川床が遠くまで透き通って見える清らかな水が流れてます。

 

 

 

 

5分ほど遡行すると右手に支流となるサマン谷が現れました。そして一つ目の滝。

水から這い上がる所にステップがないので、Kさんは中央からショルダーで、ミドリマンさんと私は右のクラックにカムとアブミをセットして突破です。そこから上は右のクラックをレイバックで登ります。

久々の沢登りの感覚、いやあー、こりゃ楽しい♪

 

 

ここから先は、さすがゲレンデ沢と言われているだけあって、次から次に間髪入れずアトラクションが出現して楽しませてくれます。

 

 

 

 

心配していた天気は薄日が差したりして、花崗岩の白さが明るさを増して渓相も素晴らしいです。

 

 

 

ホールドとスタンスがありそうでないクラック。ここはミドリマンさんのナイスリードで突破。

 

 

 

 

 

 

サマン谷の遡行記録に必ず登場するチョックストーンが現れました。何度も言いますが本当に綺麗で変化に富んだ渓相の沢です。

 

 

 

 

ここは固い股関節と短い足を限界まで開いてチョックストーンまで接近してから、

 

 

 

チョックストーンと岩壁の間で体を突っ張っりながら上に乗り込みます。

 

 

 

 

ここで事件が!

ミドリマンさんがチョックストーンから左岸の水心に足を伸ばして飛び移ろとしたとき、滝つぼにドッボーン!!! 一瞬の気の迷いと油断ですな。

まあ、落ちても怪我をするような場所じゃなかったので、オプションを付けて倍楽しんだということで(笑)

 

 

 

 

最後の滝は3人それぞれ挑戦したけど、滝の水圧に押し返されて誰も滝下の岩に取り付けませんでした。今思えばスカイフック使ってたらどうにかなったかな??

まあ、取り付けたとしてもこの水量では上部も厳しかっただろうね。

 

 

 

 

滝を右岸から巻いて上部に出るとナメの平場が続いてます。

 

 

 

 

少し歩くと堰堤が見えて遡行終了。時刻はまだ11時過ぎ。2時間ばかりの遡行でしたが、遊園地でいえば、待ち時間なしで次々にアトラクションに乗り続けた感じの楽しい沢でした。しかも脱渓から車の所まで30分弱で戻れるという便利さですし。

 

 


 

高千穂に戻ったら岩戸温泉に浸かって、14時半からKさんのお宅で反省会。天気予報どおりに外は土砂降りの雨となりました。雨が降ってこないと遊ぶ時間を損した気分になってしまうからいい雨です。

反省会は沢登りの2時間を圧倒的に凌いで夜11時まで。沢登りと反省会どちらががメインだったのかわかりません(笑)