2020年8月23日(日)
今年の夏は、キャンプして翌日沢登りという週末がすっかりパターン化しました。
というわけで、前回のデジャヴのような内容になるけど一応書いとこ。
土曜日の14時半にミドリマンさんの家に集合。今回は沢部メンバーのBさんも参加します。
ここでBさんがヘルメットを忘れるというハプニング発生。(これが後々の序章となることに…)
幸い近頃、ミドリマンさんがヘルメットを新調したばかりで2個持ってたので、事なきを得て高千穂に向けてGO
途中、雨が降ってきたけど夕方には止むはず。
高千穂でKさんと合流して、今夜の前夜祭会場「上岩戸ふれあい公園」に向かいます。
こんな空模様の中、公園にほかの利用者がいるはずもなく、我々だけの貸切です。雨をしのげる東屋があってすぐに近くには水洗トイレも。周辺に人家はないし最高の場所です。料金は一人100円
炭火を熾したりしてプシュッとする頃には雨が止みました。
ここで第2のハプニング発生!
ミドリマンさんが車の荷台から薪を下しているときに腰に衝撃が走ったそうな。ギックリ腰! 以降、ミドリマンさんは原人のように腰をかがめて「イタタタタ」と言いながら動き回る羽目に。明日は大丈夫かー?!
Bさんは宮崎牛に関わる仕事しているので、こんな場に似つかわしくない高級肉を持って来てくれました。ほかに一般には流通していないという牛のコメカミの肉とかも。
いやー、こんな肉食べるのは前回Bさんに会ったとき以来ですわ(笑)
お腹を見たしたら焚火の横に移動して2次会。寝たのは日付が変わるちょっと前でした。
日曜日、5時半に起床。
青空です。ただ午後からは雨の予報。ミドリマンさんの腰もなんとかなるだろうってことで、うどん食べて出発。
今日、遡行する栂谷は土呂久川の上流で祖母傾山系の障子岳に突き上げる谷になります。
入渓場所に着いて支度をしていた時、なんと第3のハプニング!!
ミドリマンさんがハーネスを忘れてきたそうな。しかもハーネスにぶら下げているATCをはじめガチャ類一式ともども。前向きに考えるならギックリ腰には優しいと言えるけど…
沢の脇にある登山道を進んで、すぐの所にある大滝を巻いた所から入渓します。
地形図を見た感じではあまり急傾斜ではないこともあって、正直、派手なアトラクションはあまり期待してない沢でした。
ところが、渓相も美しいし適度な間隔で小滝があってなかなか楽しめる沢です。
ロープを使う滝もいくつかあったりして、沢登りの入門ルートに最適かも。
ここでまたまたまたハプニング!! この滝をリードし終えて下を覗き込むと、BさんとKさんが交互に滝壺に潜ってます。さては何かを落としたんだなてことは分かったけど、それが何なのかここからは分かりません。
全員、登って来たところで聞くと、BさんがATCを落として結局見つからなかったらしい。これで4人パーティー中1人がハーネスなし、2人がビレイデバイスなし、さらに1人はギックリ腰という沢登りをするのには不安のある状況になってしまいました。
まあ、代用できる物はあるのでそのまま遡行を続けますw
突っ張りにピッタリサイズの10メートルのチムニー滝。ヌメってないからラバーソールがバチ効きです。今シーズンから愛用しだした綿100%の5本撚り軍手もいい仕事します。
このあと30メートル滝に突き当たりました。右に巻くか左に巻くか迷った末に左へ。顕著な踏み跡(けもの道?)らしき道をたどって進むと落ち口の2メートルほど下に出ました。
この先進むための選択は滝の流れの中に足を突っ込むか水際の垂直の岩壁をよじ登るか😱
ここが地上1メートルの場所ならどっちでも行ける感じだけど、何せここは地上30メートル! 真下に滝壺が小さく見えている状況ではどっちを選択する勇気もありません。
結局、引き返して別ルートを探すことに。
懸垂下降でどうにか沢に降りれそうな場所を見つけたけど、ギックリ腰や装備不足なんかで準備万端でない状況でこのまま無理して進むのはどうか!? 空からは小雨がポツポツと落ちてき出して遠くの空からは雷鳴も。
今日はどうも流れが悪い!ということで、まだ時間は早いけど潔く諦めて、今日の遡行はここで終了。
またそのうちにリピートして、次はさらに上流部まで楽しみたいと思います。
4人もいるとカバーし合えるのでしょうね。
BBQの肉旨そう〜
良い肉は旨いけど、鶏や豚に慣れきった口には脂が重くて量は食べれませんねー