うつだった人間が書く岩波先生のことと克服までの道のり

うつ病を根本解決できた佐藤のブログ。鬱病克服経験談、精神医療や抗うつ薬治療への提言、岩波英知先生の革命的手法の口コミなど

【悲しい気持ちになる】うつ病悪化で廃人同様に、うつ病治療でも廃人化。なら鬱病克服は根治療法しかない

2017-06-13 | 欝病/うつ病/抑うつ状態の悲惨さと希望のなさ
うつ病は真面目で責任感がある人を廃人にしてしまう恐ろしい病気です。
廃人にならないためにうつ病治療をしますが、ほとんどが抗うつ剤投与による方法で、抗うつ剤の副作用や最近ではセロトニン症候群と言われる薬害によって、廃人に近くなってしまう人も増えています。
これは世界的傾向です。

廃人になっても、苦しみがリセットされるわけではなく、廃人でありながら苦しみ続ける無間地獄に陥るから救いようがありません。
自分だけのことならまだしも、自分の親にも負担をかけるし、兄弟姉妹にも迷惑をかけてしまいます。
妻がいたら妻にも、子供がいたらもっと大変で、子供も家族も路頭に迷うことになります。
廃人化は自分ひとりの問題では終わらず、家族の問題でも大きすぎて、社会的な問題となっています。

だから、僕はうつ病になったら対症療法ではなく(いつかうつ病が治っていることはありえません。寛解はありますが根治は困難です)、根治療法をやるべきだと思います。
僕が根治療法によって、実際にうつ病が完全に克服することができて、ずっとうつ病の悪魔に苦しめられることはありません。

幸い薬の力でうつ病の苦しみが軽減されても、いつうつ病の悪魔は牙をむくかわかりません。
薬はいずれ効果がなくなっていくものです。
薬が増えたとか強い薬を服用せざるを得なくなったら、いよいよ廃人への道まっしぐらです。
かといって、薬を飲まずに休養することでうつ病を治そうとしても、うつ病になった原因が解決できない限り、いつ悪化するかわかりません。

根本からうつ病の原因に対処する、それを行い続ければうつ病の悪魔をいずれ退治できます。

【何の希望もない】鬱病解決法ブログ 抗うつ薬と鬱病克服の関係 抗うつ薬は毒にもなる

2014-08-07 | 欝病/うつ病/抑うつ状態の悲惨さと希望のなさ
 鬱病は精神科ないし心療内科に行って、お医者さんから出される抗うつ薬を飲みつづけていれば、その地獄のような苦しみから解放されて治る、という一般的な思い込みがあります。
鬱病になりたての人や、自分が抑うつ状態で鬱病かどうかもわからないけれど、とにかく苦しいから病院に行くなんていう人は、とかく無知です。

 まあそれは当たり前の話で、僕も最初はかなり無知でした。
病院に行けば苦しみがなくなるなんて勝手に希望を抱いていました。

 風邪薬を飲めば体調が元に戻ると似た信仰がありました。
それに実際に薬で楽になったところもあります。

 しかし、抗うつ薬への無知は痛いしっぺ返しをくらいます
無知は罪ではないけれど、一度しか送れない人生において、下手をすると破滅してしまいかねない重大事なのです。
抗うつ薬への無知は一回きりの貴重な生命を破滅に追いやるぐらいやばいことなのです。

 そもそも薬というのはどういうものか? 
これは毒と表裏一体と思っていいです。
毒蛇の猛毒から人類を救ってきた薬が作られるぐらい密接な関係なんです。

 ということは、薬も毒になりうるということです。
素人的に考えても、菌を殺すのが薬の役割です。
しかし、副作用として、いい菌まで殺してしまうところもあります。
とはいえ悪い菌を撲滅することが先決なので、よっぽど劇薬ではない限り、皆なんの意識もせず飲んだら効くぐらいの認識しかありません。

 毒は薬に、薬は毒になる。
しかし、薬は薬でも抗うつ薬のほとんどが非常に強い薬の種類です。
副作用も必ずセットで服用しなくてはいけない種類のものです。

 そのそこらへんの薬を、抗うつ薬と一緒にしてしまう事こそ一番怖いこと。
抗うつ薬は、脅すつもりはないですが、劇薬だと思っていいです。
劇薬は毒薬ではないけれど、その下に位置するぐらいインパクトが有る薬です。

 それを鬱病の人は毎日飲んでいるわけです。
それで毎日の苦しみ、落ち込みが改善されるならば、こんな素晴らしいことはありません。

 でも抗うつ薬の効果はいつか終わりが来ます
薬はいつまでも同じ量だと効き目が弱くなっていきます。
風邪薬ならば毎日飲み続けるわけではないので、たまに飲んでいるから効果が実感できます。

 でも抗うつ薬は基本的に毎日飲み続けなければいけません。
そうしないと悪魔の落ち込みが襲ってくるし、飲まざるをえないとも言えそうですね。
そして、いつか効果が薄れてくる。
そうしたら今度は飲む量が増えてしまいます

 医者はとにかく短期的に効果を与えることに主眼を置きます(違うお医者さんもいるので、一部のお医者さんと言っておきます)。
だから量を増やし、より強い抗うつ薬を出します。
そして覚せい剤効果で、しばらくはいい気分になるけれど、今度は肉体的にも負担が来ます。
強い薬を飲んでいるわけですから、薬は毒になるという関係性から言うと、やっぱり肉体精神的両方に負担をおわせてしまっているのです。

 まだ効果があるならばいいでしょう。
でも一生飲み続けるとなると、また薬の量が増えて効いて、そして効きづらくなってといったイタチごっこです。
肉体的にも負担が限界に来てしまいます。
そして、廃人に近い人間が出来上がっています。
これはアメリカでも日本でもヨーロッパで同じことです。
薬害となって苦しんでいる人はどんどん増えているそうです。

 恐怖をあおっているんじゃないかと思われるかもしれません。
抗うつ薬の効果があるうちはこんな怖い話も遠い話のように聞こえると思います。
しかし、もし鬱病の根本から解決する手段をとらないと、同じ薬の量では、いつか抗うつ薬が効かなくなる時が来ることだけは知っておいてください。
抗うつ薬の副作用の苦しみは、一般に鬱病の悪化としてとらえられがちです。(ここの見極めはなかなか難しい。一般的に鬱病悪化と医者に処理されてしまいます)。

 そして服用し続けたことによって、鬱病に勝るとも劣らない副作用の苦しみが逆に襲ってくるのです。
脳も体も心も強い薬に耐えられなくなり悲鳴をあげてしまい、日常生活もままならなくなっていきます。
まさに「毒」となってしまう可能性があります。
これはあくまで可能性の話ですが、実際にそういう人がいるので、よっぽど鬱病は注意しないといけない症状だということを知っておいたほうがいいと思います。

 人生は一回です。
鬱病で人生を台無しにすることはもちろん避けたいことですが、鬱病を治すための薬で廃人になることこそ、一番避けたいことです。
なんのための治療かわからなくなってしまいます。

鬱病は一時的に気分が上向いている時こそ、根本から自分の人生を見つめなおし、脳が機能不全に陥っている原因を破壊し、トラウマや抑圧やストレスを無意識から抜かないと、一生薬をのみ続けることになります。
効果のある抗うつ薬も限界はありますし、原因破壊までやってくれません
臭い物に蓋ではいずれは腐臭を抑えられなくなります

 僕は抗うつ薬については消極的否定派です。
なので薬のいいところも一応書いておきます。
この世に無くてはならない薬だと思っています。
要は使い方です。

 抗鬱薬は効果がある人にとっては、地獄の苦しみを救ってくれる魔法の薬です。
日常生活も社会生活もこれで送っている人多いです。
これでどれだけ多くの人の命が救われていることでしょうか。
家族を養わなければならない人にとっては、まさになければ死活問題です。

 そして最後にそれだけ効果がある薬なのだから、薬と毒は表裏一体、つまり毒にもなりうるということをもう一度書いておきます。
それは毒にいつ変貌するのか? それは今でしょ! とはいいませんが、いずれ効果が薄まり、肉体的精神的負担がひどくなっていきます
その前に脱出しなくてはいけないのです。

 しかし、抗うつ薬を飲んでいる人は恐れず飲み続けてください
減らさないでください。
効果がある薬であると同時にとても強い種類の薬です。
飲んでしまったのならば、急にやめたら減らすことはしないこと。
その離脱症状は、鬱病以上の地獄です。
せっかくの抗鬱薬を悪魔の薬にしないためにも、減薬断薬は異常なくらい慎重にしましょう

 いずれにしても、僕は抗うつ薬を飲まなくてもまったく落ち込みもなく暮らせています。
それは根本から鬱病に対抗していったからです。
うつ病克服は薬だけではなく、もっといいものはありますし、ありました。

 落ち込みの原因はうつ病になった人の心の奥底に潜んでいます
ピンポイントで薬で解決することは不可能です。
人生を見直す、そして新しく人生を歩み始めるために鬱病になったと思ってください。

 ただし過去辛いことがあったら一人では取り組まないことです。
もっと地獄の深淵を覗くことになります。
やはり頼れる凄腕と言われる専門家のもとでやるべきです。
まあ精神療法・心理療法も非常に多くのまがいものがあり、良心的でも効果が全くないところもあるので注意しましょう。



鬱病解決法ブログ 抗うつ剤(SSRI)減薬注意 抗うつ薬にずっと頼れない! 離脱症状の注意点

2009-11-11 | 欝病/うつ病/抑うつ状態の悲惨さと希望のなさ
 鬱病だった僕は、現在抗うつ剤SSRIに頼って生きていません
QOL(生活の質)も抗うつ剤なしにちゃんと保たれています

 もう数年以上になるから、鬱病とは完全におさらばできたでしょうね。
再発の心配もしていません
最初は鬱病再発に怯えてました。
黒い魔物にいつ襲われるか。
しかし、時が経つに連れて、大丈夫だという自信とか落ち込まない予感が身についてきました。

昔は、抗うつ薬のSSRI、SNRIで抑うつ症状を抑えていましたが、一気にズドン!!と落ち込みが来たことがありました。
SSRIでは抑えきれなくなったのが、反動できたんでしょうかね。
抗うつ剤を飲んでも、どん底の精神状態が起きたことはショックでした…

 抗鬱剤の説明書にも書いていますが、薬は次第に効かなくなってきます
いま抗鬱剤を飲んで調子が良くても、気持ちが持ち直していても、効果がずっと続く保証はありません
今の生活の質を維持するためには、もっと抗うつ剤を摂取する必要になるかもしれません。

 今現在、抗うつ薬SSRIでQOLを保てている人はそれはそれでけっこうです。
抗うつ剤が効いたことは、副作用で苦しむ人に比べて恵まれています。
合う薬があったわけですから。
でも長期的に見ると、いつかは減薬して、断薬にまで持ち込まなくてはいけない時が来ますよね。

 そういう観点だと、よく合う抗うつ薬に出会ったが故に、抗うつ剤依存してしまうという長い目で見ていいのか悪いのかわからなくなります。
そして薬の量が増えてしまい、ますます虜になってしまう可能性も高いかもしれません。

 僕が何を言いたいかってゆーと、抗うつ薬によってQOLが保たれ、普通の生活ができた時こそ、鬱病の根本の要因を洗い出して、解決してしまいましょうということです。
QOLが保たれている時に安心して、それに浸っていることはよくないです。
ホッとすることも必要ですが、次なるステップへ羽ばたく充電期間としてとらえるとよかったですよ!

 その間鬱病になりやすい思考を自分の根本から変えていくことです。
自分で自分を追い詰めてしまう思考や認知を変化させることは必須です。

 永遠に効き続ける薬はありません
ましてや抗うつ剤ならば、様々な副作用のリスクが生じます。
でも一時的に効果が出ますので、根本的にどうやってうつ病を治していくかです。
抗うつ薬以外にも鬱病の克服方法はありますから。
少なくとも安易に無知識で「何気なく飲めば治る」と思って服用するのはやめたほうがいいかもしれません。

 さて、抗鬱剤の減薬がいずれ必要になりますが、抗うつ剤、特にSSRIを飲んでいる期間と、その量、薬の強さによって、減薬期間が変化します。
そして、下手するとやばいぐらいズドン!!と精神的落ち込みが襲ってくるかもしれません。
抗うつ剤という吊り橋で何とか人生という危ない橋を渡っていたのをいきなりやめると、谷底へ真っ逆さま!

 ほんとうに慎重に、徐々に、焦らず抗うつ剤減薬していきましょう! 
途中離脱症状でシャンビリなど苦しい思いをするかもしれません。
最初は抗鬱剤減薬が順調でも、最後の段階で失敗する人もいます。
僕がそうなりかけましたし、ネット上の体験談でも10mg→5mgが一番苦労したという人がいます。
でも、乗り越えられるものでした。

減薬はまた鬱病治療の戦いとは違って、別の戦いです。
本当に鬱病って何度戦えばいいんだろう?
鬱病闘病
抗うつ剤の副作用との戦い
抗うつ剤の離脱症状との戦い....
鬱病に至った原因である環境との戦い
自分の思考や認知の歪みとの戦い
他にも探せば色々な戦いがありそうです。
 



【テレビが楽しめない】うつ病克服ブログ 一生治らない鬱病ライフ? 五年、十年後の未来、同じことの繰り返しの恐れ

2009-09-23 | 欝病/うつ病/抑うつ状態の悲惨さと希望のなさ

 鬱病の真っ最中は新聞も読めないし、テレビも見る気力もない。
何より楽しめませんでした

ということは、一番鬱病の人に読んでもらいたいこのブログも、重症中は僕のサイトも目にする機会がないということになるんだなー。

 情報弱者という言葉があるけど、もしかしたら鬱病の人は情報弱者になっているのかもしれませんね。
でも、うつ病は気分の波が重いなりにあるので、気分が軽い時もあるはずです。
そういう時に鬱病のブログをのぞく気力があればいいですね(でも、鬱病ど真ん中の人のブログを読んではいけないと思います)。

 医者が鬱病に関していうことが正しいことばかりいっているとは思えませんが、抗うつ薬を飲んでいればいつか治るという情報だけを頼りに毎日ひたすら耐えている人もいると思います。
僕の時はどうだったかというと、やっぱり病院に行けば鬱病を治してもらえると思っていましたし、他の治療法を見つけようとはなかなかできなかったです。
鬱病は心の風邪だし、脳の病気だから回復するのを待つというスタンスでした。

 鬱病は心の風邪、心の病気と言われますが、ただの風邪・病気ではなく、とらえどころがないメンタルのトラブルです。
本当に風邪や病気だったら、薬を飲んでゆっくり療養すればいずれ回復するでしょうが、ある程度回復しても、あるところから先は進めなくなります。

 やっぱり鬱病になる原因を突き止めて解消しないと解放されることは難しいと経験から感じています。
そこから、僕は他の方法を探し始めました。
鬱病は心の病気だけど、肉体の病気じゃない。
病気だと思って甘えていると、人生そのものも破滅してしまう危機感が芽生えていました。

 岩波英和先生のことを知ったのも、たまたまインターネットで情報を仕入れたことからはじまりました。
抑うつ症状をしのぐだけじゃ、1年後も、五年後も、十年後も同じじゃないかと不安に感じたからです。
すべてがおっくうで何にもしていなかったら、鬱病とはいまだにおつきあいをしていたかもしれません。

 ずっと薬を飲んで日々を低空飛行でしのいでいても、2,3年後に回復が軌道に乗っている保証なんてありませんでした。
鬱病は将来の不安が襲ってきますが、何年経っても変わっていない想像をしたら、いてもたってもいられなくなりました。

 療養は必要なことでしたが、ストレスを受けるたびに薬でしのいで、また療養を繰り返すうつ病ライフはいやでした。
雑草のように表面の草だけ刈っていれば解決できるわけじゃありません。
対症療法をしている間に、雑草はますます地中深くに根っこをはり巡らせてしまいます。
強力な枯れ葉剤をかけても、根っこまで枯れてくれません。
それどころか土まで汚染されてどうしようもなくなります(←抗うつ薬のことでもあります
)。


それだったら、僕は心の奥深くを耕して、ほじくり返して、雑草の根っこから解決していくことが一番だと思いました。

 根幹から鬱病を何とかしなくてはいけない、その思いが岩波英和先生を知るきっかけにつながりました。

 本能や情動といった、心の根幹に関わる部分から、根本的に鬱病の種を炙りだして、その執着を破壊し、抑圧を発散させ、脳の神経伝達物質のバランスの崩れや自律神経のバランスの崩れを正す技術が、僕の鬱病を治させてくれたのです。





【性欲が湧かない】うつ病克服ブログ 欝病が治った人の共通点 『抗うつ剤』服用していないこと

2009-09-08 | 欝病/うつ病/抑うつ状態の悲惨さと希望のなさ
 鬱病が治った人に共通点があります。

抗うつ剤に頼らなくなっていること
ちょっと単純すぎますが、大きなことだと思っています。
鬱病が治った、良くなったって言っている人がいましたが、ずっと抗うつ剤を服用していると言います。
抗鬱剤によって、その覚せい剤効果で無理やり精神をハイにしているのを、鬱病が治ったと錯覚してしまうんです。
抗鬱剤の中には覚せい剤すれすれのものもあります。
詳しくはネットで調べてみてください。

 抗うつ剤を服用し続ける。うーん、これは・・・・鬱病が治ったといえるのでしょうか? 
抗うつ剤飲んでも抑うつ状態が晴れない人からしたら、とっても羨ましい状態なのももちろんですし、合うお薬に出会ったことは喜ばしいことです。

 でも、鬱病が治ったという言葉は当てはまらない。
鬱病が抑えられているだけといって方がいいと思います。
その間も身体が抗鬱剤に依存していってしまいます。
その時の離脱症状はまた、鬱病とは別個で苦しいものです。

 鬱病になる要因(外部要因、内部要因)を探して、効果的に対処していけば、次第に抗うつ剤の量も減ってきます。
でもそちらに眼を背けて(けっこうつらいことに向き合わなくちゃいけない)、抗うつ剤で場をしのいでいるだけじゃ、いつまでたっても改善は期待できないと思うし、実際にそうでした。

 鬱病はつらいけれど、つらい時こそ、つらさの原因に眼を向けてみるべきだと思います。
鬱病には波があるから、どん底じゃないときにやっていくのがコツでした。

 毎日薬を飲む労力から解放されてみると、清々しいですよ。
もう抗うつ剤を飲まなくていいんだ、それで生きていけるという希望の空気を吸えたからでしょうか。