うつだった人間が書く岩波先生のことと克服までの道のり

うつ病を根本解決できた佐藤のブログ。鬱病克服経験談、精神医療や抗うつ薬治療への提言、岩波英知先生の革命的手法の口コミなど

【仕事の能率が激落ち】鬱病克服ブログ システムエンジニア(SE)は鬱病になるという原因考察 大うつ病からの回復と僕の生い立ち

2013-10-19 | SEという仕事やテクノ依存症 =仕事と大うつ病の関係
 IT業界の奴隷とも言われるシステムエンジニア(SE)は、まさにうつ病になりやすい職場環境です。
長時間労働。不規則な仕事時間。
常に勉強をしなければいけないと置いてけぼりになる恐怖
非人間的な要求がまさにそうです。

 それに理不尽な上司や取引先の圧力、職場の人間関係で完全に鬱病になってしまいます。
それ以前に、その人の思考の歪みやトラウマ、鬱病になりやすい性格が影響してきますけど、これほど過酷な仕事はなかなかないと思います。

 もしSEで、鬱病や神経症になり休業せざるを得ない人がいたら、同じ仕事に復職することはオススメできません
また過酷な労働や勉強が待っています。
特に鬱病回復期に置いても、脳の働きが落ちているので、以前のように頑張りがききませんし、能力も低下しています。

 職場選びは本当に重要です。
せっかく身につけた技術と言っても、新しく覚えていかなければ、その技術も維持できません。
以前の技術は、もうすでに現在の技術じゃなくなっているわけなので、ついて行こうともがけばもがくほど、鬱病を悪化させてしまいます。
僕もそれでボロボロになってしまいました。
それ以外に職場の人間関係でもストレスをかぶってしまったのもありますが。

僕は今人から使われてプログラムを組んだりしません。
だから、職場環境もとてもいいです。
自分を見失っていく職業は、いつまでもしがみつくと、ずっと人生が苦しみ続けることになります。



【不安、焦り、落ち着きの無さ】うつ病克服ブログ SEの仕事は鬱病と神経症になりやすい その回避方法とは

2009-09-01 | SEという仕事やテクノ依存症 =仕事と大うつ病の関係
 SEの仕事の大変さと過酷さは、環境がめまぐるしく変わりやすい点もあります。
これからもシステム・エンジニアのストレスを被りやすい環境について書いていきたいと思います。

 技術職だけど、自分の持っている技術が、次の仕事に適用できるかわからないという不安があります。
そのプレッシャーとストレスは、自分の技術が通用しない時、焦りを生じます。
常に勉強しなければいけませんし、これが心身共にすり減らしてしまいます。

 上や仕事先でのプレッシャーと期待に応えるために、自分の限界を超えて頑張らざるを得ません。
そうして、鬱病になってしまう下地ができてしまうんです。
みんなきつい思いをしていました。

 技術・知識を持っているから自信を持って仕事にのぞめるはずなのに、技術と知識が中途半端にあるばっかりに逆に苦しめられてしまう構図があります。
専門用語が飛び交うので、相手が言っている意図が知らない専門用語によって、その理解を妨げられてしまいます。
そこに行き違いが生じるし、大変な仕事です。
人間関係がめんどくさいのに、ちゃんとはっきり伝えないといけないし、お互いの意思のズレが生じたらアウトですから。

 そういうときは正直に知らないことをきっちりと相手に伝えた方がいいです。
知ったかぶり、わかったふりは自らの首を絞めます。
僕もプライドが高い方(まあ下手なプライドってやつだけど)だったから、当時よく知ったかぶりして、あとでひどい目にあったことがたくさんあります。

 知らないことを自分の勉強不足として自責の念に駆られるより、一時の恥と信用がなくなるぐらい関係ない、自分はこれから覚えるんだ、というふてぶてしさが必要だと思います。
お世話になった心理セラピストの岩波先生が、もし自分の立場ならばどう対応するかを想像し、それを念頭に置くようにしてからは、一時の恥でも正直に聞こうと思いました。

 岩波先生は、すごくタフな人で、恥をかいても『それがどうした』『勝手に笑ってろ』的な発想が出来る人です。
人に笑われても、けなされても『勝手に言ってろ』と本当に思える人で、とにかくメンタルタフネスは相当なものがあります。
気持ちの切り替えも早く、悩みを悩みとして脳が認識しないぐらい訓練されていて(昔は悩んでいたそうです)、僕から見たら精神的な巨人という人ですね。

 岩波先生の心理脳内プログラムを受けて、過程の段階で自分にマイナスが降り注いでも、結果を出せばいいと言う考えに切り換わりました
そうやるとストレスも減ってくるし、逆に自分に自信を持てるようになりました。
自分を主体的に生きることです。
人や仕事に振り回されていたら、また鬱病が寛解・回復して復職しても再発しかねません。

 僕は立派な成果を上げている人や人から大きな信頼をもたれている人を浮かべ(僕にとっては岩波英和先生です)、自分の立場だったら? と考える癖をつけるようになりました。
客観的に自分を見れるし、とてもいいと思います。

 職場の環境でその人の一生が左右されている現実があります。
その中でもせめて、自分が周りに振り回されず、主体的に生きていれば、絶対認めてくれる人がいます
常に相手の考えに振り回されていて、それにあくせく苦闘していたら、ますますそいつは図に乗るでしょう。増長します。
そこでひたすら我慢すると、病まない心も病んで来るに決まっています。

 上は特にシステム・エンジニアを使い捨て感覚で雇用しています。
代替は他にいると。
消耗品だと思われているからこそ、しわよせが来た人から真っ先に鬱病になっていきます。

 いつまでも消耗品扱いされているなら、思い切って職場を変えてしまいましょう。
それか人を使う立場になるかです。
僕は今もIT業界に身を置いていますが、消耗品扱いされる立場にはいません。
かつての奴隷状態とは比べものにならないくらい、仕事に対して充実感を得られるようになっています。
それはかつてよりも主体的に生きているからだと思います。

 自分が主体的に仕事ができている時は、とても気持ちに余裕とハリがあります
仕事はこうあるべきだと思いながらも、それができなかったから鬱病になったことを考えると、環境や自分の思考って大事ですね。




 

 



【死にたい、消えたい】うつ病克服ブログ SE・プログラマの仕事と鬱病体験談

2009-08-17 | SEという仕事やテクノ依存症 =仕事と大うつ病の関係
 なぜ僕がコンピューター・ノイローゼとかテクノ・ストレスといわれる状態からノイローゼや鬱病になったかっていう考察(いわゆるルーツ分析)の続きです。
前にもSEやプログラマの仕事の過酷さを書きました。

職場や仕事のストレスで鬱病になる人は一番多いです。
一番の原因は仕事環境の苛酷さ、人間関係ストレス、異動の際の激変によるストレスにあるというデータがありますが、特にSEやプログラマの仕事はノイローゼになる人が多すぎます。

 SEやプログラマは時給換算するとそこらへんのバイトよりも低いじゃないかっつーくらい。
僕は望んでなった仕事だけど、ストレスが凄いです。
それにストレス受け流すことが元々下手な人間でしたもんで、心病んでいってしまいました。
感情的抑圧のはけ口を見つけることが下手な人がよく就く職業かもしれません。

 それに職場の人間関係はやっぱりあります。
これはどんな仕事でもついて回ることです。
職場の人間関係でも悩んでしまうと、やっぱり鬱病になりやすいですよね。

 僕の会社が特にそうだったのかもしれませんが、休職が多かったなぁ。
人のことは言えませんが。
大体休職する人は鬱病がらみが多いです。

 うつ病治療や休養を経て後、復職しても過酷な仕事にはついていけないから、辞めることになってます。
でも、会社仲間のその後は派遣社員として、同じような仕事をしています。
正社員だった頃と比べてあらゆる面で待遇が劣っているため、更に自信喪失になる、ストレスを被る、ということを鬱病再発となった人から話を聞いたことがあります。

 鬱病だけでも地獄の苦しみなのに、仕事の悩みは別にあるし、いろいろプレッシャーと焦りと将来への不安でますます抑うつ状態がひどくなってしまいますよね。

 なぜまた同じ過酷な仕事をしようと持ったの?と聞くと、それしかできないからだと彼は言っています。
技能を持っているゆえの悲劇ですね。
いまさら営業なんかできないというし。

 それでも、SEマネージャーともなると、かなり立場が違ってきますけど。
僕は運良くSEマネージャーになれたから、今があるのかもしれません。
 SEマネージャーと言っても仕事内容は過酷なものもあるので一般論ではないですが。

 SEは現代の奴隷とも称されます。
昔の奴隷の人たちは鬱病にならなかったのでしょうか? 肉体労働はなりにくいのか? ここも考察を今後していきたいです。

 もしまわりにSEがいたら、いたわってやって下さい。
励ましの言葉はあんまりよくありません。
けっこーみんな精神的にも肉体的にもギリギリ頑張っているのだから

 うーん、パソコンやネット、ゲームって人の心を蝕んでいきますね。
とても楽しいし、便利だけど、人が振り回されていると思う。
僕のセラピストの岩波先生という人がよく言っている「本能を大事に、エゴを満たす生き方をしろ」という言葉とは正反対な生き方になっていると思います。

 コンピュータ相手だと本能を使わない。
ゲームで死んでも本能的な恐怖を感じない。
ストレス発散できるゲームもあるけど、それだってずっとのめり込んで続けていたら、ストレス発散ではなく、ただの逃避行動になっていますから。
逃避行動って、どんなに楽しめたとしても、やっぱり逃避だから、結局は抑圧が溜まっていくんですね。

 もっと全身で喜びを味わえることが、ストレスから逃れるためには必要でしょう。
そうしたら内にこもって鬱々とするのはますます精神的によくないですね。

 テクノ依存症は鬱病と密接に関係しているので、もしのめり込んでいるなら、摂生できるうちに切り上げて(ゲーム、ネットを辞めろという意味じゃないですよ)、別のストレス発散のはけ口を探した方がよいようです。

 ずるずるぐだぐだと時間が無駄に過ぎてしまうのが人間なんですが。
でも、鬱病になってしまうよりもマシでしょう。
自戒の念を込めて書いています。

 要はストレス発散を健康的にすることですよね。
最近は僕もトレッキングや山登りを始めて、精神的にもハリがありますよ。
でもネットもゲームもはまるとはまってしまいますよね。



【イライラする、ムカつく】鬱病解決法ブログ 鬱病・神経症とテクノストレス・テクノ依存症・ネット依存症の関連考察

2009-07-25 | SEという仕事やテクノ依存症 =仕事と大うつ病の関係
パソコンにずっと向かい合う人(SEやプログラマが多い)は
神経症(主に鬱病や社会不安障害)にかかりやすいというデータがあります。
精神的に潰れやすい仕事なのは確かですね。
ノイローゼにかかりやすい労働内容や職場環境、ストレス、不規則な時間と様々な原因があります。

僕もSEの仕事を始めてから抑うつ神経症、鬱病、ノイローゼにかかってしまいました。
自律神経失調症がことの発端です。

息苦しさ、不眠症傾向、イライラ感、倦怠感、動悸の乱れから始まりました。
あれよあれよという間に悪化していき、鬱病になっていったんです。

それと鬱病や神経症になってしまった人は、パソコン(ネットを含む)をずっとやってしまうと言う統計もある。悪循環になっちゃうわけですね。
僕がそうだったので、その考察をこのブログでしていきたいと思ってます。

補足ですが、NHKで放送していたんですが、圧倒的に鬱病や神経症にかかるのがシステム・エンジニア、プログラマーです(いわんこっちゃない……)
現代の奴隷とも言われるこの職業、末端でSEをやっていたら、抱えきれないストレスにさらされ、潰れてしまいます。
せめて、もっともっと労働環境に余裕ができればと願っています。

僕は今はこき使われる身から脱しています(よかったです)
未来なんか感じられないものにいつまでもしがみついていたら、後々抜け出せなくなりますから。

だから、自分中心で動ける環境にいるため、また鬱病から回復しているため、抱えきれないストレスにさらされていません。


自由だ!^^


鬱病原因と職業(仕事)との関係考察は以下で行っています。こちらも合わせてご覧ください。

鬱病になる原因の考察 Part1
鬱病になる原因の考察 Part2
鬱病になる原因の考察 Part3
鬱病になる原因の考察 Part4