我が家には、奴が毎日のように遊びにやって来る。
時々、首輪をしているのでノラでは無いと分かる。
庭で鳴き叫び、食べ物をGETする。
ウチの親が奴の為に買ってきたマグロの血合いを細かく刻んで煮込んだ、手間も時間もかかっているものだ!
奴は一日中、我が家の庭で寝ている!
自分の家にいるより、おそらくは長い時間!
奴は♀である。
奴は他の♀が来るといじめて追っ払ってしまう。
それまで遊びに来ていた斜め前の家の若い♀は今では来ない。
奴は私が帰ると、私の足に絡み付いてコビを売る。
そんな手には乗らないぞ!
ほら、あっちいけよ!
うるさいぞ!静かにしろよ!
ほんとにしょうがないな、少しだけだぞ!
あれ、どこいくの?
もう、帰っちゃうの?
・・・
あらすじ
卒業間近い短大で心理学講師をしている真山(堤真一)。ある雨の日に短大生の麻美(内山理名)は、真山に傘を差し出す。それ以来、麻美の無邪気な行動に戸惑う真山。真山は麻美がかつて愛した女性の娘であることを知らない。
正直、最初この映画を観たときは、なんて退屈な作品だろうと思いました。間は長いし、何か起こる訳では無いし…。ただ、なんとなく気になって2回目、3回目と観なおすうちに、この作品の不思議な魅力みたいなものを感じるようになりました。言葉では言い表せない雰囲気といったものがあるんですよ。セリフ、映像、音楽、全てが魅力を醸し出してゆったりと話が進んでいく。邦画でここまでせつなくて、そしてお洒落な映画があるんだなと…。
雨の中、真っ赤な傘とベンチの青がとても印象的です。主題歌の「THE WAY WE WERE」がこの作品ととてもあっています。
もし自分の前に突然、自分の娘と名乗る若い女性が現れたら、男としてはどうするでしょう結構うれしいかなと思うんですが?(自分が独身だからか)
麻美の真山に惹かれる感情が父親への想いと大人の男性への想いで揺れている。そんな、とこらへんが女性の視点の方が感情移入し易くて、いいと思います。
永遠だよ!先生と私は永遠なんだよ!
初主演の内山理名さんですが、DVDのメイキングで話している口調がセリフを棒読みしているようです。お芝居している方が普通に聞こえます。
堤真一さんですが、こちらはまあ、色々な役をそつなくこなす役者さんですね。
夏川結衣さんは真山の恋人の泉という役で出ていますが、美しいですね。演技についても問題無し
最後に真山が見る写真ですが、真山自身が証明用写真用に撮った以外は、プロが撮ると上手すぎて嘘に見えるからという理由で夏川さんが本当に撮ったそうです。
評価(60点):
追記:上の評価はあくまで最初に観た時の評価です。長澤監督の「ココニイルコト」もよろしかったらどうでしょう?
「深呼吸の必要」のDVDを購入したのは、映画生活の平均満足度が高かったから。(今日現在52人中86.53%)
あらすじ
沖縄の農家に泊り込み、さとうきびを刈る35日間のアルバイトに集まった若者7人。様々な理由で集まった若者達が沖縄の広大なさとうきび畑で、ぶつかり合い、認め合い何かを得ていく物語。
とにかく、ひたすら、さとうきびを刈っている映画です。
南国の自然(とっても広い、さとうきび畑)が見れます。さとうきびの刈り方に詳しくなれます。さとうきび農家の現状(少子高齢化など)に触れることができます。良いところはこの位かな!
正直なところ、どうして世間の評価がこんなにも高いのか分からない
7人の若者を演じているのが香里奈、谷原章介、成宮寛貴、金子さやか、長澤まさみ、大森南朋、久遠さやかです。メジャーになる前の長澤まさみちゃん他、前記のメンバーに興味のある方には、良いかもしれない。
レンタルで見てから、購入を考えるのが良いでしょう!あと篠原哲雄監督の作品が好きな人なら大丈夫かな?
評価(60点):
追記:この映画が好きな人にどの辺が良いのか、詳しく話を聞いてみたいですね!
あいよ~
ということで東京フレンズ全5話&メイキング観終わりました。トータル420分は長いね~
あらすじ
何かを探して上京した岩槻玲(大塚愛)は、バイト先の居酒屋で、どこか飛んでる美大生の我孫子真希(小林麻央)、契約社員として自らのキャリアを上げつつ男を探す藤木涼子(真木よう子)、「自分で作った作品を自分で演じる」のが夢であこがれの先輩を追い新潟から上京した羽山ひろの(松本莉緒)達3人の女の子と友人になる。ある日、玲はインディーズバンド、サバイバル・カンパニーのギタリスト新谷隆司(瑛太)に誘われボーカルとして歌い始める。
普段、フジのドラマのスタッフが作っているだけあって、月9をみているような感覚で見れた!
ここも見て! gooの特集!
女の子達だけでなく、登場人物のほとんどが"夢"を追ってる。赤面も無く真正面から"夢"をテーマに扱っている辺りが逆に良い!"夢"ばかり語るのは好きではないが、"夢"を捨ててはつまらないのも事実!彼女達が最後には"夢"をかなえている、それがうれしい!あついね
大塚愛ちゃんですが、アルバムに収録されていたPVの演技(セリフはなかったが)があまりにもヘタだったので大丈夫かい?と思って観たのですが、回を重ねるごとにうまくなっていきました。
キスシーンなんかもいきなりで良く出来ました誉めてあげたいほど!
あと、やはり演技が心配だった小林麻央ちゃんですが役柄が良かったせいでしょうか、違和感はありません。途中、鼻声になっているところがあったけど、風邪でもひいてたかな
その他の役者さんについては、ほとんどがドラマでよく見る顔ぶれなので文句のつけようがない!
大好きな場面は大塚愛ちゃんら4人が早朝の海辺で遊んでるとこ!
とてもよかった!ただ、たんに朝の海が好きなだけなんだけどね
100点あげてない理由も無いが、100点あげる理由も無い!つまり、何かこれはというものがあれば満点だっだのですが!!
評価(90点):
追記1:映画化するそうで、待ち遠しいね!
追記2:まったくこの話とは関係ないが、書かずにいられなかったので。プロレスラーの橋本真也さんが急死されたとのこと!ご冥福をお祈り致します!
夏の連ドラが始まりました!とりあえずこんだけ!!第一回目の放送をがやったものだけ、何かの参考になればと思います。
・こちら本池上署(TBS・視聴率13.1):TBS定番のドラマも、もう第5期となりました。第4回の放送が終りここに書くのもどうかと思いましたが、あくまで参考程度ということで…。
・スローダンス(フジ・視聴率22.5):深津絵里さんも歳をとりました。そんな所もかわいいんだけどね!初回観ましたが現状では判断出来ない!これからどうなるかですね!
・海猿(フジ・視聴率17.8):初回放送、おもしろかった!加藤あいちゃん以外にも、映画で出演のメンバーも出てきて!撮りだめしてたのかな?
・がんばっていきまっしょい(フジ・視聴率12.6):う~ん!ちょっと観てるの辛いかな!
・刑事部屋(テレ朝・視聴率14.3):正統派?刑事ドラマ。ちょっと軽いけど、そこが観やすいともいえる!
・おとなの夏休み(日テレ・視聴率11.2):HDDに録画!まだ観ていませんがチラッと観た感じでは、観なくなる可能性大!
・はるか17(テレ朝・視聴率12.2):以外にもめっけもん的におもしろい!この枠のテレ朝ドラマとしては視聴率も高かったし、いいんじゃないでしょうか?
・女王の教室(日テレ・視聴率14.4):うわ~ぁ!天海祐希の役のイメージ最悪!と思ってみてたら、イメージ回復のエンディング!日テレも悪いと思ったんだろうね!!志田未来ちゃんには将来を期待!
・いま、会いにゆきます(TBS・視聴率15.2):映画も観た!そして初回を観た!どうでしょう!?盛り返すかな?まだ初回だからね!
APPLESEED 通常版 GNBA-3015
あらすじ
時代背景は西暦2131年世界大戦終了後の世界。女戦士デュナン・ナッツは平和都市オリュンポスの部隊に捕らわれてしまう。そこで再開した、かつての恋人ブリアレオスは北アフリカ戦線で身体を失い、全身サイボーグと化していた。
オリュンポスでは、人々の平和な営みの裏側で人とバイオロイド(クローン優良種)の間に確執が芽生えていた。
この作品フルCGアニメなのだが、人物をセル画のように加工している。それでもCGなのでグリグリ動く人の動きはモーションキャプチャーを使用しているので2Dぽいのだがグリグリ動くのだセルもどきキャラにさえ慣れれば何の違和感も無くグリグリを楽しめる
「ピンポン」の監督、曽利文彦氏がプロデューサーをしている。センスのいいCGは優秀なスタッフによって支えられているようだもはやCGアニメはアメリカ特許では無いと思わせてくれる。ピクサーに追いつけ追い越せ
とにかくメカがかっこいい多脚砲台が街を闊歩する様は見ごたえ充分である
ストーリー中で現在と過去が分かりにくい点がある、が、APPLESEEDは物語を楽しむものでは無く、CGを楽しむ作品だと思う
評価(80点):
追記:音楽にも世界的なアーティストが多数参加している。興味のある方はどうぞ自分でご確認あれ
閉ざされた森 コレクターズ・エディション TSDP-32649
監督は「ダイ・ハード」のジョン・マクティアナン。主演は「サタデー・ナイト・フィーバー」「パルプ・フィクション」のジョン・トラヴォルタ。他に「グラディエーター」のコニー・ニールセンなどが出演しています。
原題はBASIC。それが何故に閉ざされた森なのか?
あらすじ
ある嵐の日にパナマの密林で訓練中のレンジャー隊7人が消息を絶ちます。やがて探索していたヘリが3名の生存者を発見するが、うち2人が撃ち合い1人が死亡。重傷者を含む2名を救助するが、味方を撃ち殺した兵士は何が起きたのか又ウエスト隊長(サミュエル.L.ジャクソン)ら残りの隊員達はどうなったのか黙秘を続けます。基地の責任者スタイルズ大佐(ティム・デイリー)は、元レンジャー部隊で尋問に長ける麻薬捜査官のトム・ハーディ(ジョン・トラヴォルタ)を呼び、ジェリー・オズボーン大尉(コニー・ニールセン)と共に調査を行なうよう要請。しかし救助された2人の証言はまったく食い違う。
洋画は待っていればすぐ放映されるので特に観たいもの以外は、DVDを購入しないようにしています。ただこの作品のようにサスペンス系で、しかもラストにどんでん返しがあるような作品については結構買ってしまいます。中には”はずれ”も多いのですが閉ざされた森は”大あたり”です。
ラストについてルール違反のようなことを映画サイトのコメントで書き込んでいる人もいますが、私は充分ルール内で決着を付けていると考えます。
あと、この作品について分からないというコメントも多くありましたが、人物(特にレンジャー達)さえ把握すれば何ら難しい作品ではありません。
見るからに分かる低予算の映画に関わらず、米国作品にもこんなにすばらしい作品があるという認識を持たされます。やはり、お金をかけりゃいいってもんじゃないんだ!!
評価(100点):
追記:日本語吹き替えで観ると笑ってしまう所がありますが、日本語吹き替えの方が良いよ!
「分かったら分かりました軍曹と言え」「分かりました軍曹」なんてとこ(笑)
雨鱒の川 ファースト・ラブ スペシャル・コレクターズ・エディション(初回生産分のみ PPF-111135
北海道の大自然の中、母親(中谷美紀)と暮らす8歳の少年心平(須賀健太)は、聴覚障害の少女小百合(志田未来)や雨鱒と心通わすことができます。時は過ぎ大人になった心平(玉木宏)は、絵を書く為に東京に向かいます。その頃小百合(綾瀬はるか)は父親(阿部寛)に別の男と結婚させられようとしていた。
監督は代表作「がんばっていきまっしょい」や「解夏」の磯村一路監督です。そこに有るのもを撮るのがうまい監督というイメージ
観るべきものは北海道です。都会に住んでいては触れることの無い大自然がそこにはあります。そんな自然の猛威に撮影は台風によってかなり苦しめられたそうです。川に組んだセットが流されたり、前日までの清流は土色の濁流と化し、ロケ地の変更を余儀なくされた。そんなシーンを探すのも楽しいかなまた葉加瀬太郎さんの曲が自然の風景と良く合っています。
前半は8歳の心平と小百合の幼い恋物語と、やさしい母との暮らしを描いています。後半になると大人になった心平と小百合の間に様々な試練がやってきます。どこか逃げている心平に対して小百合の一途さが目立つような作りになっている。
天真爛漫な少年時代の心平と母親の絡みは中谷さんの演技力もあり、とても微笑ましく出来上がっています。須賀健太くんの性格(素養)だと思うのですが、北海道の少年といった感じが良く出ている。それ故に大人になった時の玉木さんの心平とリンクしません。どうも性格が根暗に映る。色々あったのでそうなったと、もし磯村監督の意図だったとしたらそれはちょっと違うだろうと思います
綾瀬はるかちゃんは、若いのになかなかの実力派女優ですね。世界の中心で愛をさけぶ(ドラマ)やあいくるしい、その他のドラマも多数観ましたが同年齢の女の子達の中では1番演技がうまいのではないでしょうか?(一応アイドルなのですが、写真集を見たらセクシー系だった)
雨鱒のCGに関してはご愛嬌ということで(影の主役なのにあれ影の主役は柄本明さんだったかな)
評価(70点):
女王の教室 DVD-BOX VPBX-12949
追記:幼い頃の小百合役の志田未来ちゃんですが、昨日女王の教室というドラマをみたら主演で出ていました。特典のインタビューを見てこの子頭いいなと思いましたが、早くも主役を張っているとは末恐ろしい役者さんになるのではないでしょうか
恋愛小説 BIBJ-5348
直木賞作家・金城一紀の短編が原作。「Laundry ランドリー」の森淳一監督作品。もともとWOWOWオリジナルドラマ「dorama W」の中の1作品で放送後、好評だったので劇場版公開になったそうです。
法学部4年の武井宏行(池内博之)は、付き合っていた大垣美和(平山あや)と別れたばかり。ある日、同じ大学に通う久保聡史(玉木宏)に自分の遺言状を作るアルバイトを依頼される。豪邸に一人で暮らす彼の口から、”愛する人を死に至らしめてしまう”彼の悲しい過去が語られる。
自らを「死神」と呼ぶ宏行がかつて愛した女性、澤井瑞樹(小西真奈美)との恋愛を中心に話は進みます。
この作品、映画サイトなどで書き込みをしている人が少ないので(判断に苦しみ)購入するまでに少々時間がかかりました。また、買った後もしばらく置きっぱなしになったりで2月下旬に発売されたのですが実際に観たのは4月中旬くらい。この同じ日に「雨鱒の川 ファースト・ラブ」という邦画を観たのですが主演がやはり玉木宏くんで何か変な感じがしたことを覚えています。玉木宏くんが小西真奈美さんと綾瀬はるかちゃんを手玉に取ってる悪い奴のような気がして…。
ただ買ってよかったですね。雰囲気がとっても良い作品です。全体に流れる感覚が心地よく思えます。(ちょっと言葉で表現し辛いのですが…)
メインの出演者4人とも演技はうまい。なかでも池内くんと小西さんは違和感がまったく無い。池内くんはこういう役は、はまり役というほど存在感がありますね。何か全然違う、ガラじゃない役を演じる彼も見てみたいものです。
そして何と言っても小西真奈美さん。バラエティでよくショートストーリーを演じていますが色々な役を器用にこなします。美人のOL、清純なお嬢様、どうしようも無い男に尽くす女性、ブリッ子。この作品では常に前向きに自らの思いを貫くとても素敵な女性を演じています。いつのまにか彼女の演技に引き込まれてしまう。
平山あやちゃんの役は出番こそ少ないですが、話の中で重要な部分の役を担っています。「はるか17」がんばってほしいものですね。
まだ観ていない人はぜひ
評価(80点):
Laundry(ランドリー) ZMBJ-1477
はるか17 DVD-BOX(初回生産分のみ限定仕様) REDV-323