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親の面倒をみる

2008年06月16日 21時22分40秒 | Weblog
日本では親の面倒を見る、ということについて、割りと肯定的にいまでも考えられているのではないでしょうか。それはもちろん、社会保障制度があんまり完備していないせいもあるのでしょうが、最近読んだ本で次のようなことが書かれていました。
アメリカでは大学に進学するときにほとんどが自分の責任で学費を負担する、つまり金がなければ奨学金に頼る、親はそこまで面倒を見ない。それに似たことを以前読んだことがあります。つまりアメリカでは子供が成人したとき(18歳?かな)親はほっとする、つまりそれまでは親権のもとにある子供が事件を起こしたりすると親の責任で賠償もしなければならないが、成人に達すれば自分の責任ですべてを行う。つまり親の責任はそれ以降何もない、ということ。
翻って日本を見てみれば、秋葉原のあの殺人犯の親がテレビの前で謝罪している。もう子供ではないのだから親は関係ない、と思うがマスコミはそれでは許さない。親としてそのような犯罪を犯した子供を育てた責任をどのように思うか、追及されている。
どちらの世の中が正常なのか、なんともいいようがない。
とは言っても、心情的にはやはり子供の成育についての責任は、やはり親にあるのかな。愛情を十分そそいで育てれば、簡単に人を殺したりする人間にはならないと思うけど。
あまりにも狭い世界でしか、ものごとを考えられないのは生まれ育った環境によるとしかいいようがないのか。

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