
先週の
いきなり寒かった
あの日、
冬の
気配をつれて
ジョウビタキが
帰ってきた。


おかえり~
長旅のわりに
ふっくらしてるね。
と話しかけると
地面に降りて、
シュッと引きしまる。

意外に寒いから
ふくらんでただけ。
とでも
言うように
羽毛から
空気が抜けると
別人みたいにスリムで
むしろ
やつれ気味で
海を越えてくる旅は
やっぱり大変だったんだなぁと
失言を反省。
小さな彼の
大きな旅に
思いを馳せる。


大きな口を開けて鳴くのを
はじめて見て
驚いたのは、
旅立ち前の春先。
でも
帰ってきたその日から
口のなか丸見えで
鳴いていて
珍しいことじゃなかったのかも…?


このところ
あたたかな秋晴れがつづいたけれど
それでもタキは
自前のダウンを膨らませて
ふっくらと
胸を張っています。

春まで
仲よくしてね。
★

STAND WITH UKRAINE
・